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複視と抑制

突然複視になったB様、定期検査にお越しいただきました。

B様は内斜視が突発しました。原因は、

「中脳水道周囲灰白質、外転神経核近傍、延髄の病変で起こると考えられている」

<眼鏡技術者協会 生涯教育テキストより>

しかし、複数の眼科を受診されても原因が特定できません。

薬の副作用でもなく、思い当たる病変もありません。

眼科ではどうしようもなく、B様は途方に暮れました。

それで当店にお越しいただいた訳です。

複視を解消するための光学的対応として「プリズムメガネ+○○」で調製して、ほぼ一ヶ月が過ぎました。

眼位の検査をしてみますと、一ヶ月前よりも偏位(ズレ)量が少なくなっています。

プリズム効果がハッキリと出ています。

よかったです。

B様はプリズムメガネを調製する前は複視を解消する方法として、片眼に眼帯をされていました。

この方法は、複視は解消できるのですが、両眼視が犠牲になります。

そうすると「抑制 」する恐れがでてきます。

できることなら、抑制をしないように努力をするのが眼鏡技術者の使命ですから、今後もB様の状態をチェックしていきます。

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