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眼鏡技術専門学校 11

病院研修 4

手術見学

手術台には、小さな女の子が眠っている。

2歳ぐらいだろうか・・・。

先生の「では、はじめます」の声とともに、静かに女の子の眼にメスが入る。

女の子は眠っているから、声をあげることはない。

恐怖を感じることもないだろう。

だが、こちらは恐怖で足がすくむ。自分の眼にメスが入ることを想像するからだろうか。

先生は「研修生は、もっと前でしっかり見ていなさい」とおっしゃる。

今日の手術は「眼球摘出」。

「は、はい・・・・」と言ったものの、しっかり見るのは辛い。手術の内容に足がすくんでしまう。

命を守る、眼を守るための手術とはいえ、片眼の眼球を失い、これから、この子の人生はどうなるのだろう・・・、

もし、もう片方の眼も悪くなったら・・・、

そんなことを考えているうちに、手術はあっというまに終わってしまったような気がする。

眼鏡学校の研修生に見学させる手術は「斜視」ぐらいでよかったような気もしますが、命の尊さ、眼の尊さを学ぶことに意味があったのでしょう。

そういう心情面も含めて、研修記録(レポート)には、ビッシリと書き込んだ(多分)のだが、残念ながらレポートは現存しない。

後輩に貸し出したまま行方不明になってしまった・・・・

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↑これは眼鏡店実習のレポート。

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