« 眼が疲れる原因 | トップページ | 眼鏡処方箋の有効期限 »

斜位から斜視になる危険性

10代のお客様

初めてのメガネ調製で、ご来店いただきました。

眼科発行の眼鏡処方箋をご持参されました。

処方度数は

R(右眼) S-2.00D

L(左眼) S-2.00D     PD61mm

(Sは近視度数、Dは度数の単位、PDは瞳孔間距離です)

今回、処方日付けより2ヵ月以上経過し、親御様の希望もありましたので当店で度数の確認をすることになりました。

当店でのデータ

5mでの完全矯正度数(両眼開放屈折検査での測定)

R(右眼) S-2.75D

L(左眼) S-3.00D  

眼位 20△B.I.(ベースイン)   

(△はプリズム量)

大きな外斜位があります。

この外斜位は通常の検査では検出できなくて、特殊な道具を使って検査したものです。

それだけお若いかたは斜位を補正する能力(融像力)が強いのです。

近見チェックの「輻輳力」は、弱いです。

時々複視になっていたそうです。

こんな場合、プリズム矯正をすることもあります。

しかし、今回はメガネは初装用ということもあり、積極的なプリズム矯正はしないことになりました。

調製度数は、お話合いの結果

R(右眼) S-2.25D

L(左眼) S-2.50D  

で調製しました。

眼位を考慮に入れると、完全矯正度数で調製したほうが望ましいのですが、やはり違和感の問題でこの度数に決定です。

このかたの場合、「斜視」になる危険性もありますから、ビジョントレーニングをしていただくようにアドバイスをしました。

なんとか10代のうちに高度な視機能を確立してもらいたいものです・・・・。

P.S.

今回、処方日より2ヵ月が過ぎていて良かったと思います・・・・。

« 眼が疲れる原因 | トップページ | 眼鏡処方箋の有効期限 »

目の話」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 眼が疲れる原因 | トップページ | 眼鏡処方箋の有効期限 »

最近のトラックバック