高齢者の交通事故 7
「下校の列に車 小4死亡 容疑の70歳 逮捕」
今日も痛ましい交通事故が高知新聞に載っていました。
記事によりますと、
女性の運転する車が対向車線にはみ出して対向車にぶつかり、そのはずみでひっくりかえった軽トラが児童の列に突っ込んだ。
どうやら、そもそもの事故原因は、女性ドライバーの「対向車線へのはみ出し」によるものだそうです。
ぜは、なぜはみ出すのか(よそ見は別として)・・・・。
脳がフラフラしている可能性があります。
視機能に問題があると脳が不安定になります。(寒暖差などでフラフラするこもありますでしょうが)
たとえば、この女性ドライバーに内斜位、もしくは上下斜位があると、道路の白線が時々二重に見えることもあります。
そうすると、自分の位置がわかりづらくなります。
高齢者は斜位を補正する能力も弱くなってきています。(もともと、内、上下斜位を補正する眼筋の作用は弱いです)
視機能異常のかたは、車をマトモにまっすぐ走らすのも困難になるかたもいます。
事故は午後4時ごろに発生したということです。
この時間も高齢者にはちょっとやばい時間帯になってきています。
体の疲れも出てくる時間だし、なにより昼間に比較してやや暗くなってくる時間帯です。
この微妙に暗くなってくることが高齢者の目にとっては、遠近感覚などが鈍ることもあります。
午後3時ぐらいから高齢者の車の運転は、要注意です。
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