« 近視で不同視 4 | トップページ | のいちあじさい街道 »

近視で不同視 5

不同視

 ①  右眼 R S-1.00D C-3.00D Ax180

 左眼 L S-4.00D C-0.50D Ax90

 ②  右眼 R S-1.00D C-3.00D Ax90

 左眼 L S-4.00D C-0.50D Ax180

(SはSpherical、遠視、近視の球面度数。DはDioptre、曲光力、度数の単位。CはCylindrical、円注、乱視度数。AxはAxis、乱視軸)

 ①番と②番、同じ度数の不同視です。

でも、より問題の大きい不同視は②番です。

それは、垂直経線での度数差が①番よりも大きいからです。

乱視は方向によって度数(屈折)が変わっている眼です。

この例でいえば、縦方向(垂直)と横方向(水平)では、度数が違います。

①  右眼 垂直方向の度数はS-4.00D 水平方向はS-1.00D

 左眼 垂直方向の度数はS-4.00D 水平方向はS-4.50D

 ②  右眼 垂直方向の度数はS-1.00D 水平方向はS-4.00D

 左眼 垂直方向の度数はS-4.50D 水平方向はS-4.00D

 ①と②は同じ度数でも、乱視軸方向が違えば、

垂直経線度数差は①は±0.00D、②はS-3.50Dになります。

①は垂直経線は不同視になっていません。

では、なぜ垂直方向の度数差が大きいほうがマズイのでしょうか。

そ れ は、人間の目の筋肉(外眼筋)の作用(力)が上下方向に弱いからです。

「弱い方向に度数差が大きいとプリズム誤差の問題も大きくなる」ということです。

ですから、乱視眼の不同視矯正はその問題が少なくなるような配慮も必要になってきます。

« 近視で不同視 4 | トップページ | のいちあじさい街道 »

目の話」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 近視で不同視 4 | トップページ | のいちあじさい街道 »

最近のトラックバック