近視で不同視 4
近視で不同視
60代の浜田 清
もちろん老眼にもなっています。
私の度数は、
右眼 R S-1.75D C-0.50D Ax85
左眼 L S-4.00 C-0.75D Ax15
普段掛けているメガネは「遠近累進メガネ」
遠近累進レンズのタイプ別に仕事用、プライベート用、運転用、サイクリング用と使い分けています。
「用途、用法に合わせてメガネを選ぶ」これがメガネ作りの基本ですから、実践していることになります。
まぁ、色んなメガネを試す目的もあるのですが・・・・。
遠近累進メガネはとても便利なメガネです。
1本のメガネで遠くも近くも見えますから、煩わしい架け替えの必要がありません。
しかし、不同視のかたが遠近両用メガネを作る場合は、難しくなることが少なくありません。
それは遠近両用レンズは遠用部(遠方を見る部分)から、近用部(近方を見る部分)に視線を垂直移動して見るレンズだからです。
ということは、近用部に「垂直方向のプリズム誤差」が多く発生します。
たとえば、私のように垂直方向の度数差が約3.00Dありますと、遠用部から近用部への視線移動が10mmだったとすると、近用部では左右眼で3△(△はプリズム量の単位です)ものプリズム誤差が発生します。
3△といってもピンとこないと思いますが、普通この誤差は、とてもしんどいです。
モノも二重に見えると訴えるかたもいます。
では、「不同視の人間は、遠近両用メガネを掛けられないのか」というと、そんなことはありません。
現に、私が問題なく掛けこなしています。遠近両用メガネなしでは不便でたまりません。
不同視のかたに向いている遠近両用メガネもありますから、私の体験談を交えてアドバイスいたします。
お気軽にご相談ください。
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