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変化への対応 6

両眼調節バランステストは、屈折検査において重要な検査です。

この検査なくして、快適に掛けられるメガネはできませんと言っても過言ではありません。

「えー、調節のバランスってどういうこと?」と思われるかたもおられるでしょう。

調節バランスとは、
両眼視で、ある距離を明視した場合、両眼での調節量を揃える」ことです。
これが重要です。メガネ調製のミソです。

左右が同じ調節レベルでなければ、いろな距離にある物体を見たときに左右それぞれに必要な調節量が異なってきます。

調節系の神経支配は左右眼別々の量の調節ができないために、右眼が明瞭に見えるための調節をした場合、左眼では像がぼやけ、左眼で明瞭に見える調節をすれば右眼がぼやけることになります。

調節バランスが取れていないメガネでは、調節に負担がかかります。

調節に負担がかかると、輻輳力にも影響がでてくる恐れがあります。

「視力バランス」は取れていたとしても、「調節が介入した状態でのバランス」の可能性があります。
「左右で見え方は揃っているからOK」という訳ではないのです

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と、両眼調節バランスのとれているメガネを掛けて、高度な視機能を確保することは大事なことです。

しかし新しいメガネと前眼鏡との変化が大きい場合、慣れるのに時間がかかることも予想されます。

その場合、とりあえずは無難な度数(慣れやすい度数)を選択し、段階的に度数を調製していくことも一つの方法です。

この方法のデメリットは費用がかかることと、中途半端な調製はかえって具合が悪い、(見えづらいし、なんだか違和感ある・・・)ことにもなりかねません。

いずれにしろ「唯一絶対に正しい方法」というものは存在しません。

当店はお客様との共同作業、共同責任でメガネ調製をしていきます。

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