« 変化への対応 2 | トップページ | 変化への対応 4 »

変化への対応 3

空間視の感じ方は度数の強弱によって違ってきますし、人それぞれで個人差も大きいです。

・メガネを初めて使用するかた

・前回のメガネとの度数差が大きいかた

・不同視のかた

・乱視度数の強いかた(特に斜乱視)

・プリズム矯正度数の強いかた(特に水平方向の斜位)

などのかたは、違和感が強くなる傾向にあります。

年齢や性格、意識などによっても左右されます。

それは、眼は脳と連結している器官だからです。(眼は脳の出先器官と言われています)

つまり違和感を覚えているのは、眼ではなく脳だということです。(あたり前・・)

当店がお渡ししている説明書には

 

メガネについて

メガネは、慣れるまでにどうしても違和感があります。

レンズの性質上、実際より大きく見えたり、小さく見えることがあります。

乱視の方向によっては、傾いて見えることもあります。

度数の変化によっては、イライラしたり、気持ちが悪い、きつく感じる、などの不快感が起きることがあります。

違和感は、レンズの度数や種類、お客様の年齢や経験、前回との度数差、使用状況などによりまちまちです。(違和感は、平均して1~2週間ですが、もっとかかる方や、まったくない方もいます。)メガネを掛けて、徐々に眼になじませていただく努力も必要です。

新しいメガネに慣れてしまえば、違和感は気にならなくなりますが、なかなかなじまない時は、ご面倒ですがご来店ください。
メガネは上手に使いこなしてもらえれば、とっても快適で、良く見える便利な道具です

 

と、記載しています。

メガネが初めての場合や、メガネが変わった場合、脳は直ぐ反応して、直ぐ順応するというわけではなく、ある程度の時間を要します。
その時間的な要素が、頭が痛い、クラクラする、気分が悪いなどの不快感となって現れます。

もちろん違和感はないにこしたことはないのですが、ゼロにはなりません。

新しいメガネに脳が順応することによって、気にならなくなるのですが、度数などにより時間がかかることも予想されます。

メガネを調製する場合、もちろん空間視のことも考慮に入れて調製していきますが、そのことだけを考えてメガネを調製しますと、視機能や必要視力などを犠牲にすることにもなります。
これは将来的な眼のことを考えれば、決していい方法ではありません。

やはり、メガネというものは眼位を含めた両眼の視機能を考慮に入れて調製するべきだと思います。

調製度数を決定するのは、最終的にはお客様になるのですが、やはり違和感のことだけを考えずに「視力のこと」、「視機能のこと」、「眼精疲労のこと」、などのことも必ず考慮に入れてください。

眼鏡レンズに生じる歪曲収差は、慣れによって補正することが可能です。

また、メガネを掛けると「調節刺激の量」、「眼球回旋量(眼球を動かす量)」が変化します。
この変化も違和感(ストレス)となる場合もあります。

« 変化への対応 2 | トップページ | 変化への対応 4 »

メガネの話」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 変化への対応 2 | トップページ | 変化への対応 4 »

最近のトラックバック