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過度の緊張で・・・2

両眼の眼球運動には、むき運動とよせ運動があります。

よせ運動には、輻輳と開散があり、輻輳は内よせ、開散は外よせの運動です。

その輻輳には4つの要素がありまして、

・緊張性輻輳

・調節性輻輳

・融像性輻輳

・近接性輻輳

詳しくは『こちら

緊張性輻輳は、覚醒時には微妙に常に働いています。

もし「私は緊張しません!」という人がいたら、「でも、あなたの目は緊張していますよ」と言ってあげてください。

つまり目は正直に物を言う器官でもあります・・・・。

適度に緊張しているから、正確に物を見ることができるのでしょうね。

そもそも眼窩(眼球の入っているところ)は、やや外方向を向いている構造になっているので、眼球は外方向に向きやすい傾向にあります。

しかし、適度な緊張が過度になると、問題が起きてくる恐れが出てきます。

近視で内斜位」の原因の一つも過度の緊張からきていることもあります。

また眼の検査でも緊張によって、正確な度数が測定できないことがあります。

 

「ビジョンテスター」というこの検査用具を使用して屈折度数を測定すると、「器械近視」といって、眼の屈折状態がより近視側に測定されることがあります。

 



それは、筒のようなものを不自然な状態でのぞきこむことにより、「調節力」が影響を受けるからです。

つまり、不自然な検査用具を使用しての測定は、過度に緊張してしまって、水晶体を膨らませる調節機能が強くおこなわれやすくなり、屈折度数が近視側に移行しやすくなるのです。
この現象は、調節力が旺盛にある若い人ほどおきやすいです。

過度に調節機能がおこなわれている状態は、乱視や眼位にも影響します。

ビジョンテスターでの検査とテストフレーム検査とでは、乱視度数、乱視軸、眼位が違っている・・・というのは珍しいことでありません。

近接性輻輳も検査に影響が及ぶことがあります。

近接性輻輳は、「近くのものを見ているという感覚」によって、起こる輻輳です。

視力表の中には、1mの前方に設置して、5mでの検査ができるものもありますが、この視力表は周辺部の枠などで、感覚的に十分遠いという感じが起きないので、無用な調節がおきやすくなります。

 

↑接近ボックス視力表
接近ボックス視力表での検査はメリット(場所をとらない))もありますが、検査精度に信頼がおけません。

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