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「抑制」と眼科事情

海外のかたから「抑制」についてのお問い合わせがありました。

「子供の眼が抑制していないだろうか」という内容で、

「○○○国の眼科では抑制はわからないのでしょうか・・・」とおっしゃいます。

その国の眼科事情はわかりませんので、「それはなんともいえませんが、抑制しているかどうかは、簡単な検査でわかります」とお答えしました。

その検査とは、

鉛筆かボールペンのようなもの2本を用意してください。できれば色違いを用意してください。

例えば、赤鉛筆と緑鉛筆を使い、左手で赤鉛筆を眼前約10㎝~15㎝位にセットし、右手をいっぱい伸ばした状態で緑鉛筆を持ってください。

最初に赤い鉛筆を見てください。1本に見えていますか。1本に見えていれば赤鉛筆を見ている状態(視線は赤鉛筆に合わしています)で、緑の鉛筆は何本に見えていますか。
2本に見えるはずです。

この実験は、簡単な両眼視の検査です。もし、赤鉛筆を見ている状態で、緑鉛筆がもし2本に見えていなければ両眼の連動が悪くて、両眼でモノをとらえていません。

 

ただ、この方法はあくまで簡易ということで、抑制の詳しい検査は「バゴリーニ検査」が必要になります。

 

 <バゴリーニ線条レンズ法>
日常視に最も近い環境において検査ができるため、その検査結果の信頼性が高い。

抑制は、幼いかたほど迅速にかつ広い範囲に起こりやすくなります。
つまり、成長期にある子供の眼は、成人した大人よりもはるかに、気をつけなければいけません。
抑制してしまうと、抑制を取り除くのは困難になる場合が多いです。

抑制を防ぐには、早期発見、早期治療、早期矯正、早期訓練。これがかかせません。

ということが電話で伝わったかどうか・・・・。

いずれにしろ、

電話でのやりとりは、簡易検査の方法を説明するのも難しいです。

抑制に関しても原因はなんなのか?

眼の状態はどうなのか?

ということがわからずに答えるのは困難です。

抑制の種類もあり、抑制レベル差もあります。

そもそも、抑制は眼病によるものもありますから、眼科の分野です。

その国の眼科がお寒い事情だから、当店にお問い合わせをされたのでしょうが・・・・。

で、日本の眼科はどうなんだろう?

電話で医師が抑制についての詳細な説明をするだろうか。

それは無理でしょう。(多分)

当店も、

複雑なご質問ご相談は、メールでお願いしています。

(浜田 清と久美の二人で営業していますので、電話に出られないこともあります。長時間のお電話も、ご来店中のお客様にご迷惑をおかけすることがあるからです)

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