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斜位の矯正は

プリズム矯正は、主に「両眼単一視低下」に伴う症状を緩和するために行われます。

両眼単一視低下の原因に「斜位」があります。

斜位は、

・外斜位

・内斜位

・上下斜位

・回旋斜位

と種類があります。

(回旋斜位は一般的にプリズム矯正ができません)

眼球運動をつかさどる筋肉を「外眼筋」といいます。
外眼筋は、4つの直筋と、2つの斜筋で構成されています。

内直筋が、主に内転および輻輳運動を行う筋肉で、眼筋の中では一番大きく、その作用も外直筋よりも強いです。
外直筋の作用は、内直筋に比較して弱いですから、内斜位のほうが問題が起きやすいです。
上下筋は、さらに弱いですから、上下斜位のあるかたは、正常な眼球運動が阻害される確率が高くなります。

上下斜位の見逃し」は疲れるメガネの原因の一つになります。

で、上下斜位をキッチリと矯正すればそれでいいかというと、そういうこともありません。

人間、年を重ねるごとに融像力(左右の網膜に映った像を一つにまとめて、単一視する機能)も弱くなる傾向にあります。

そうすると、上下の外直筋を整えても、水平方向の斜位が悪さをしてくる恐れもでてきます。

上下斜位のあるかたは、たいていは水平方向の斜位もあるので、融像力の弱っているかたは水平方向もバランスよく整えたほうがいい場合もあります。

これは、私の経験上からも言っていることです。

(私の目は「不同視」で上下斜位+外斜位があります)

水平方向のプリズム矯正をすることにより、視線のズレを融像で無理に補正することが少なくなります。

結果、両眼単一視低下に伴う各種症状の緩和が期待できます。

 

 

 

 

 

 

 

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