過度の緊張で・・・・。

跳ね上げフレームには、「バネ」仕様のものがあります。

バネの動きで、前枠を簡単に跳ね上げることができます。

しかし、バネは使用していると段々と動きが悪くなります。

そんな場合は、バネ交換修理になります。

 

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新しいバネを丁番にセットし、コイルを内蔵し、前枠と後枠を微妙な力で押さえつつ、ネジ入れをする作業になります。

先日は、この修理作業で難儀しました。

どうしても、最後のネジ入れが上手くできません。

微妙な力加減が難しく、強く押さえればバネが外れるし、軽い押さえではネジが入りません。

バネの反発力もバネによっても誤差があり、フレームの捻じれも加わり、難易度がマックスの状態です。

お客様は仕上がりを店でお待ちだったので、

焦る→緊張→手の硬直→バネを飛ばす の悪循環。

こうなるとニッチモサッチモいきません。

他のご来店されたお客様には「すみません。手が離せない状態でして・・・」とお断り。

浜田 久美と二人がかりで3時間奮闘してもまだ入りません。

緊張のせいでしょうか、体調も悪くなってきたので「すみません。先が見えません。仕上げてお送りいたします」ということにしました。

お客様が帰られたあと、落ちついて作業をすれば割りと簡単にできました・・・・。

このフレームの特性と作業のコツがわかってきたこともありますが、精神的にリラックスできたことが大きいでしょうね。

やはり、「過度の緊張」は普段できていることができなくなります。

精神が弱い私は修行が足りませんね・・・・。

「緊張」はメガネ度数の測定にも影響を及ぼす可能性があります。

検査は、ほとんどのかたが多かれ少なかれ緊張されます。

適度の緊張は問題はありませんが、過度の緊張は度数測定に影響を及ぼします。
いかに過度の緊張状態がおきないように検査するかが、メガネ度数測定のミソでもあります。

なお、「バネ交換修理」その場での作業もできなくはないのですが、今回の事例ように難儀することもあります。

なので、基本的には「お預かりしての修理」というこにさせていただきます。

メガネの修理は・・・・。

チタンメタルフレームが破損した場合、「瞬間接着剤」での修理はたいていは困難です。

 

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↑この壊れたメガネフレームを修理されようとしたお客様。

その修理は、フレームとレンズを接着剤でくっつけていました。

上手に作業はされていたのですが、いかんせん、レンズに接着剤がベットリとついています・・・・。

結局、苦労してくっつけたものの実用的に使えるぐらいまでの修理にはなっていません。

それで、フレーム交換ということになりました。でも問題が・・・・・。

レンズについた接着剤を無理に剥がそうとすると、コーティングが傷みます。

丁寧にエタノールで拭いても拭いても接着剤はほとんどとれません。

幸いレンズ中心部に問題はなかったので、そのまま使っていただくことにしました。

接着、癒着はもろ刃の剣でもありますね。

 

セル枠改造

セル枠の改造(鼻盛り)をしました。

 

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お客様ご持参ビンテージフレームです。

ビンテージフレームは素材がわかりませんし、内部が劣化していることもありますので、通常、改造はお引き受けしていません。

今回は、お得意様であり、「ダメだったらダメでいいよ・・・」とおっしゃっていただけましたので、お受けしました。

以前にも鼻盛りをされていましたが、この鼻盛り加工が鼻を刺激しているようでした。

ちょっと、体裁も悪い・・・・。(写真の真ん中がその鼻盛りの残骸)

それで、その鼻盛りを削り落として、見栄えもいい鼻盛り加工をしてみました。

慎重に加工をし、無事成功しました。

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よかった。よかった。

でも、全体のバランスがイマイチなので、それも調整したいのですが、破損の危険もあり、ちょっと怖い・・・。

やれるところまでやってみましょう・・・・。

リム切れ

「リム切れ」が発生したメガネフレームです。

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リム切れは、ブリッジ(右リムと左リムを連結しているところ)部分やレンズ止め部分に発生しやすいです。

リム切れの原因は主に金属疲労や衝撃などによるものです。

メガネの拭き方に問題があり、フレームに負担がかかる場合もあります。

写真のフレームは10年以上ご使用されていますから、経年変化による金属の劣化がリム切れの原因だと思われます。

いずれにしろ、どんなメガネでも使用後直ぐに劣化は始まっています。

メガネがないと困るかたは、スペアメガネがあると何か合った場合に安心です。

セル枠破損

子供用 セル枠(アセテート)のリム切れ破損です。

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こんな場合、一応修理も可能です。

「一応」と言うのは、修理をしても耐久性に問題が出てきます。

一カ所が切れているだけなら、まだマシなのですが、今回は二カ所が切れています。

これで修理メーカーに回して、修理をしても・・・・・。

お子様の場合、メガネの取り扱いもそんなに上手にできません。

過去に「修理をしても直ぐにまた破損」ということが何度かあります。

もちろん、修理をすることで、問題なく使用できることもあります。

修理費用は、店頭修理が可能であれば、0円~2000円ぐらいです。

メーカー修理は、運賃もプラスされて、5000円~です。

「費用対効果」も考慮に入れて、修理か買い替えかご検討ください。

おすすめは、部品交換です。修理よりはやや価格が高くなりますが、安全です。

今回も前枠のみ交換していただきました。

費用はフレーム全体の半額でいけます。

セル枠修理

セルフレームはメタルフレームに比較すると、修理対応が難しいです。

でも、丁番(前枠とテンプルを繋いでいる部分)が外れたときは修理が可能です。

この場合丁番の埋め込み修理になります。

ただし、丁番部分のセル枠が大きく抉れた場合などは修理が困難です。

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↑セル枠部分が抉れています。修理もできなくはないでしょうが、耐久性の問題も出てくる可能性が強いので、新品交換になりました。

セル枠 修理できます。

セル枠(金属テンプル)の丁番(前枠とテンプルをつないでいるところ)が破損しました。

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こんな場合の対応としては、

・前枠のみ交換する

・メーカーに修理に回す(自店修理で対応できることもあります)

があります。

前枠の交換は新品交換になりますから、安心です。

修理の場合はあくまで修理は修理ですから、強度的に新品に比較して弱くなることもあります。

その弱くなり加減はフレームによっても違いますし、修理個所によっても異なります。

価格的には、たいていは修理のほうが安くいけますが、修理は日数がかかります。

2、3週間ぐらいかかるときもあります。

当店は貸出用のメガネはご用意はしているのですが、すべてのメガネに対応できるわけではありません。

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そんな場合、スペアメガネがあると助かります。

メガネは2本以上持っているとなにかと便利です。

貸出用フレーム

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このメガネフレーム、いろんな形のレンズを入れることができます・・・・。

正確には「挟むことができます」です。

レンズを鼻側の一か所で挟み込んでいます。

その構造だから、「たいていのレンズはOK」ということなのですが、それは欠点でもあります。

その欠点とは・・・・「安定しない、抜けやすい・・・・」です。

でもそれでいいのです。

このメガネフレームは、「貸出専用フレーム」で、メガネが壊れた時の緊急用フレームです。

なので販売はしていません。

ご了承ください。

ネジ折れ修理

なにもしていないのに、メガネフレームからレンズが脱落する・・・・・。

それは夏に多い怪奇現象です・・・・なんてことはではなくて、ネジが腐食して折れたのですね。

怪奇現象ではないですから、ネジ抜きの修理をすれば直ります。

ネジの一部がフレームから出ていたら、こういう特殊なヤットコDscn06091

でネジをつかんで抜くことができます。

腐って埋没しているネジは、ネジ抜き器やドリルを駆使して、抜いていくことになります。

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この作業けっこう難しいこともあります。

ネジ抜き器やドリルは下手にやれば、フレームが破損することもあるからです。

ですから、ダメそうなときは壊れる前に、専門の修理業者に送るようにしています。

しかし、業者に送ると修理費用が高くなります。日数もかかる・・・・

たいていは当店で修理はできますけどね・・・・。

一山メガネの樹脂加工

一山メガネ のブリッジ Dscn06051_3


に樹脂加工をしてみました。

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樹脂加工は「金属部分が鼻に当たるのはどうも・・・」というかたにおすすめです。

ただし、ブリッジキャプのほうが鼻への当たりはソフトになります。Buri131

実は、この樹脂加工、以前は違う樹脂を使っていたのですが、メガネ屋仲間から教えたもらった、樹脂で加工してみました。

前の樹脂は水泡ができやすかったのですが、今回の樹脂は問題なさそうです。

しばらく実際に私が使用してみます・・・・。

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