丸メガネ「オルロイド」

鼻が低めな人に、セルフレームの「オロイド」の登場。

今回、新基軸の企画としまして、「オロイド」と名付けられたセルフレームが、鼻の低めな人のためのデザイン丸メガネ

として開発されています。

丸メガネセルフレームとしてやや小さめのレンズを持ちながらも、鼻の低い人にかけこなすことができる。まさしく奇跡ともいえる条件を兼ね備えているのです。

 



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近視について 34

ウスカルフレームは、ガラスレンズとの相性もいいです。ガラスレンズの知恵」もご覧ください。

ガラスレンズには、カラーレンズもあります。
薄いカラーレンズ入れますと、レンズのウズの見え方が違ってきます。
詳しくは『薄いカラーレンズを入れると』をご覧ください。

当店はウスカルフレーム、300本以上在庫しています。


近視について 33

ウスカルフレームの特徴は、「玉型が小さめ」で「鼻幅(レンズとレンズの間隔)が広め」で「腕の長さがゆったりめ」ということです。

●玉型を小さくすることによって、レンズを薄く軽くします。
●鼻幅をお客様の目と目の間隔(PD、瞳孔距離といいます)に合わせて、適切なサイズが選択できるので、鼻側と耳側に大きな厚みの差ができません。
●瞳孔距離に合わせた適切なサイズですと、見た目の印象も良くなり、側方視の視野が確保できます。

メガネサイズに関して→「こちら」もどうぞ。

●腕の長さがゆったりめなので、快適に調整できます。

最も、レンズが薄くなるのはウスカルフレームと超々薄型レンズの組み合わせですが、超薄型レンズのデメリットもありますので、ご予算と機能面を考慮に入れてレンズ選びをしてください。キッチリとアドバイスをさせていただきます。

ウスカルフレームは、PD(瞳孔距離)と玉型と鼻幅の関係がとても大事です。


ウスカルフレームの選びかたは→「こちら」にもどうぞ。

大きいメガネ「ジムビート」

大きいメガネ「ジムビート

大きいメガネ研究会のオリジナルのセルフレームでは、最大級の天地幅を持つ、安定感のあるサイジングとなっています。
ドイツ風の、「流行を一歩リードするスタイル」を実現しつつも、力強いデザイン、高級感と実用性を併せ持ったクラシックなモデルです。
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近視について 32

強度近視のかたは、レンズの厚みと重さ、フレームとのバランスなどを考えて、メガネ作りをしてください。

レンズが厚いメガネを掛けると、どうしても顔の印象が悪くなります。これはレンズの作用で顔の輪郭線がメガネの中に入って見えてしまうからです。
顔の輪郭線が入りこんで見えると、メガネの部分だけ顔がズレて見えるので、オカシナ印象になるわけです。
こちら

厚いレンズを薄く、軽くするためには、「超薄型レンズを入れる」、「メガネのサイズ(玉型)を小さくする」などの方法がありますが、経済的にも機能的にも、それだけでは十分ではありません。

「超薄型レンズを入れる」方法は、レンズそのものは普通レンズに比較して、たしかに薄くはなるのですが、普通レンズに比較してレンズの透明度が悪くなり、レンズ価格も割高になります。
レンズ反射防止コートにトラブルが起きやすいのも、超薄型プラスチックレンズです。
また、超薄型レンズを使用したとしても、目と目の距離に適切でない枠のサイズを選択されますと、鼻側と耳側の厚みにおおきな差がでてきてしまいます。(上の写真は、耳側に大きな厚みがでています)

「メガネのサイズ(玉型)を小さくする」方法も、たしかにレンズは薄く、軽くなりますが、それだけでは、腕の長さや全横幅が短すぎて、成人の一般的な顔に対してはサイズがキュウクツになり、側方視の時に必要な耳側の視野が狭すぎるメガネになります。

それらの、問題点を解消したフレームが「ウスカルフレーム」です。

サーモントフレームの入荷です。

サーモントフレームとは

フロントとテンプルの骨組みが金属で、フロントの一部にプラスチックが組み合わされたフレームは、「サーモントフレーム」、「ブローラインフレーム」と呼ばれます。

サーモントフレームは、お顔の印象をハッキリ見せたいかたに、おすすめのフレームです。
プラスチックの柔らかでカラフルなカラーを、メタル(金属)で引き締めます。

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サーモントフレームは、お顔の大事な部分である眉の変わりになります。
眉毛が薄くなったかたにもおすすめです。

素顔と印象を変えたいときにもサーモントフレームは、おすすめです。

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フレームの主要部分が、プラスチックと金属の組み合わせによって作られた眼鏡フレームは「コンビネーションフレーム」です。

眼鏡職人のセル枠

日本の眼鏡職人が作った日本製のセル枠です。

セル枠の持つ重厚感と、温かみのある質感を楽しんでください。

当店は日本製のメガネを応援していきます。

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近視について 31


眼鏡レンズに生じる歪曲収差は、慣れによって補正することが可能です。

また、メガネを掛けると「調節刺激の量」、「眼球回旋量(眼球を動かす量)」が変化します。
この変化も違和感(ストレス)となる場合もあります。


装用テストで、視力や空間視の違和感を実際に体験していただきます。

視力や視機能のことを優先的に考えるか、違和感のことを優先的に考えるかは、お客様次第です。

「これぐらいなら慣れそうだ・・・・」という感じか
「とてもクラクラしてダメだ・・・・」という感じか。

前者なら視力を優先的にした方が、いい場合が多いです。

こちらにもどうぞ→「度数の選び方



 

近視について 30

空間視の違和感

空間視の感じ方は度数の強弱によって違ってきますし、人それぞれで個人差も大きいです。

・メガネを初めて使用するかた
・前回のメガネとの度数差が大きいかた
・不同視のかた
・乱視度数の強いかた(特に斜乱視)
・プリズム矯正度数の強いかた(特に水平方向の斜位)
などのかたは、違和感が強くなる傾向にあります。

年齢や性格、意識などによっても左右されます。
それは、眼は脳と連結している器官だからです。(眼は脳の出先器官と言われています)
つまり違和感を覚えているのは、眼ではなく脳だということです。(あたり前・・)

当店がお渡ししている説明書には


 

● メガネについて

メガネは、慣れるまでにどうしても違和感があります。
レンズの性質上、実際より大きく見えたり、小さく見えることがあります。
乱視の方向によっては、傾いて見えることもあります。

度数の変化によっては、イライラしたり、気持ちが悪い、きつく感じる、などの不快感が起きることがあります。

違和感は、レンズの度数や種類、お客様の年齢や経験、前回との度数差、使用状況などによりまちまちです。(違和感は、平均して1~2週間ですが、もっとかかる方や、まったくない方もいます。)メガネを掛けて、徐々に眼になじませていただく努力も必要です。

新しいメガネに慣れてしまえば、違和感は気にならなくなりますが、なかなかなじまない時は、ご面倒ですがご来店ください。
メガネは上手に使いこなしてもらえれば、とっても快適で、良く見える便利な道具です


 

と、記載しています。

メガネが初めての場合や、メガネが変わった場合、脳は直ぐ反応して、直ぐ順応するというわけではなく、ある程度の時間を要します。
その時間的な要素が、頭が痛い、クラクラする、気分が悪いなどの不快感となって現れます。

もちろん違和感はないにこしたことはないのですが、ゼロにはなりません。
新しいメガネに脳が順応することによって、気にならなくなるのですが、度数などにより時間がかかることも予想されます。

メガネを調製する場合、もちろん空間視のことも考慮に入れて調製していきますが、そのことだけを考えてメガネを調製しますと、視機能や必要視力などを犠牲にすることにもなります。
これは将来的な眼のことを考えれば、決していい方法ではありません。

やはり、メガネというものは眼位を含めた両眼の視機能を考慮に入れて調製するべきだと思います。

調製度数を決定するのは、最終的にはお客様になるのですが、やはり違和感のことだけを考えずに「視力のこと」、「視機能のこと」、「眼精疲労のこと」、などのことも必ず考慮に入れてください。

近視について 29

空間視の違和感

メガネを掛けると空間視の違和感がおきます。
それは、ひとつには眼とレンズの距離があるためです。
つまり裸眼で見える物体が自然だとすると、レンズを通して見た物体は少し形や大ききなどが異なって見え、不自然だということです。

その不自然な感じは、近視、遠視、乱視によって、それぞれの特徴があり、また乱視軸方向により、特徴があります。
斜位を矯正するプリズム処方にも違和感はおきます。
近視のかたの場合

近視眼の矯正には、マイナスレンズ(凹レンズ)を使用します。


像の大きさ・・・・ 小さく見える。

歪曲収差・・・・タル型収差 [柱などがタル型に歪んで見えます。 ||→ ( ) ]

 

マイナスレンズ(凹レンズ)S-7.0Dを、カメラの前において撮影しました。


↑普通の撮影

↑凹レンズでの撮影



 

近視について 28

近視で内斜位

事例 2

30代のB様

10年前に眼科で「斜視」と診断されています。
メガネは気持ち悪くて掛ける気持ちにはなれなかった。斜視の手術をすすめられ検査もしたが、途中でやめた。それっきりです。

今回、免許を取得するためのメガネがご希望です。

5mでの基本度数は、
R Sー1.25D C-0.50D Ax100
L Sー1.50D C-0.50D Ax80

眼位は、内斜位 15.0△B.O.(ベースアウト)。
近見眼位は 12.0△B.O.

眼精疲労があり、疲れたときは複視が発生していました。頭痛もあります。

B様の眼位矯正をどうするか。
10年前の眼科検査では、「メガネはダメ」の判断をされています。
メガネに対する抵抗感も少なからずお持ちなはずです。
プリズム眼鏡を掛けられるかどうか。

プリズムなしでの矯正も可能ですが、それでは眼位の問題が残ったままになります。
この問題は、「内斜位→内斜視→抑制→弱視」のコースになる恐れがあります。
B様は車の運転もされています。安全運転のためにも、この機会に少しでも「高度な視機能」を確立してもらいたいです。

そのご提案として、

まず、近視度数は
R Sー0.50D C-0.25D Ax100
L Sー0.75D C-0.25D Ax80
に弱めました。
この度数で両眼視力は「0.9」でした。免許の条件はクリアできます。

度数を弱めることにより、違和感を少なくできます。
近視で内斜位のかたは、近視度数を弱めることにより近見視での調節力が少なくてすみますので、その点でも好都合です。

で、「内斜位のプリズム矯正量をどうするか」。

「調節と輻輳の関係、融像幅などを考慮に入れてプリズム量を決定する」という考え方もあるのですが、プリズム矯正に絶対的な法則はありません。
内斜位は、遠見時は開散力を強要されるため、外直筋に負担がかかります。
外直筋の作用は弱いために、眼精疲労が起きやすく、複視が発生する確率も高くなります。
遠近感覚も悪くなりがちです。
「ゆえに内斜位は、全量を矯正するべきだ」と考えることもできます。

B様の場合も、遠見用メガネとして、遠見眼位の15.0△B.O.を全矯正したほうが眼位が安定します。
しかし、理想と現実は違います。30代のB様にいきなり15.0△は難しい。
空間視の違和感が、大きく立ちはだかります。

だけど、多少違和感を覚えても、その問題は時間的要素が解決することも少なくありません。

まず、B様には10.0△B.O.矯正で試していただきました。

「ウワー、これはダメだ!」
「はい、空間視の違和感があると思います。が、暫くそのままで遠方の景色などを見ていてください」
「どんな、感じでしょうか」
「良く見えますが、やはり気持ちが悪い」
「では、プリズム量を減らしていきます」
この間に、プリズム矯正に関しての薀蓄や、私の体験談なども交えて眼位の説明をしました。

時間をかけて装用テストをしていき、B様の年齢、眼位検査での感覚、などを考慮に入れて、B様とのお話合い、委ね合いをへて、妥協点を探りました。

最終的に見え方のチェックなどをし、私の経験によるさじ加減を発揮して
R Sー0.50D C-0.25D Ax100 3.0△B.O.
L Sー0.75D C-0.25D Ax80  3.0△B.O.

の度数で調製しました。

10年前に受診された眼科では、メガネ(プリズム矯正)を拒否されたB様。
患者さんの立場では、眼科ではコミュニケーションが取りづらいです。日頃からプリズム矯正をしていない眼科では、さじ加減を発揮することは難しかったのでしょう。

内斜視の手術に関してはどうだったでしょう?手術はリスクもあります。
しなくて正解だったかも知れません。

ある程度以上のプリズム眼鏡の場合、フレーム選びも重要な要素になります。
通常、できるだけ頂間距離を短く(まつ毛につかないぐらいまで)したほうが違和感が少なくなるので、「U字クリングス」フレームを選んでいただきました。

 

近視について 27

近視で内斜位 

事例 
30代のA様
5年位前から眼精疲労があったそうです。
1年前に眼科で内斜視と診断され、「今後良くはならない。メガネで矯正するようと言われた」とのことです。

車の運転では信号はいくつもにも見えたりして危ないので、時々片目で運転していたそうです。

5mでの基本度数は、
R Sー0.75D C-0.25D Ax15
L Sー0.50D C-0.25D Ax170
(SはSpherical、遠視、近視の球面度数。DはDioptre、曲光力、度数の単位。CはCylindrical、円注、乱視度数。
AxはAxis、乱視軸)
眼位(視軸の向き)は、内斜位 12.0~13.0△B.O.(ベースアウト)。
(△はPrism dioptre。BOはプリズムのベース方向)

強い内斜位があります。複視が発生していたのも無理はありません。

近見眼位は 9△B.O.

プリズム矯正量は、遠見、近見内斜位量、融像力などを考慮に入れて決めていきます。
プリズム量は少な目のほうが違和感が少ないのですが、A様は車の運転をされています。
プリズム量が少なすぎると、複視が発生する確率が高くなり、交通事故の危険が高くなります。

慎重にプリズム量を検討し、装用テストの結果、両眼10.0△に決定しました。

調製度数は、
R Sー0.50D C-0.25D Ax15 5.0△B.O.
L Sー0.25D C-0.25D Ax170 5.0△B.O.

内斜位を矯正するベースアウトプリズムは、「壁や床がへこんで見える。奥に後退して見える」などの空間視の違和感を感じる場合があります。
A様もその違和感を感じていましたが、「これぐらいであれば」ということで、メリット>デメリット選択をしていただきました。

A様はメガネを掛けることが初めてだったので「前眼鏡との比較」を考慮に入れなくてよかったので、その点では幸いでした。

後日、メガネを受け取りにご来店されました。
「よく見えます」とおっしゃっていただけました。

内斜位のかたの視機能トレーニングの方法をご説明して、トレーニンググッズもお渡ししました。

今後、眼位の変化も考えれられますが、当店が責任を持って対応していきます。

近視について 26

令和2年 1月10日 高知新聞 朝刊より

「「子どもの近視急増中」 進行抑制へ早期治療を

子どもの近視が世界的に増えているという。

近視は早く発症すればするほど進行の度合いが大きく、将来の失明につながる病気のリスクも高まる。

そのため軽度でも進行を予防すべきだと考えられ、治療法の開発がすすめられている。

 

近視が増えているということは、それだけ世界が文明化してきていることの表れではないでしょうか。

近視になれば近業作業には好都合な面もあるので、「生体が変化してきている」ということも言えます。

これは「平和」に繋がることなので、けっして近視は悪い面ばかりではありません。

(戦争になれば、遠くが良く見える視力が求められます)

それに、老眼世代になると、近視はメガネがなくても近くのものが裸眼でバッチリと見えます。(近視度数にもよります)

遠近累進メガネも設計的には近視(マイナスレンズ)のほうが揺れなどが少なくなります。

記事は「失明に繋がる」と脅かしていますが、失明する確率は軽度の近視を含めてどれぐらいだろうか?

軽度の近視が眼病になるリスクはどれぐらい高くなるのか・・・・どうもわかりません。

 

いの町 天王の喫茶店

1月9日(木) 今年最初のサイクリングに行く。

冬だけど暖かい! いいような悪いような・・・・😵


昼からはいの町 天王地区にある喫茶店に。

ここは、知る人ぞ知る住宅街にある住宅喫茶?です。

名前は「nonoka」さん。

サイクリングをすると甘いものが欲しくなるのですね。

nonokaさんのケーキはやさしい味でシニアにはバッチグー・・・・。

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またいきます。

近視について 25

なぜ近視で内斜位になるのでしょうか?
外眼筋のメカニズムから考えると、内斜位になるのは不自然なことです。
なぜ、輻輳過多開散不全になるのか。

その原因として

1、幼児の時に遠視があり、眼位は内斜位だった。成長して屈折状態は正視になり、やがて近視になった。
遠視がなくなり輻輳をする必要はないのに、脳が輻輳をしなければいけないと誤った判断をしてしまい、輻輳過多になる。

2、普通の近視だったのだが、精神的なストレスなどが加わり、外眼筋のメカニズムにトラブルが生じた。

3、交通事故による後遺症で内斜位になった。

4、全身病などにより、外眼筋に異常が発生した。

推測も交えて、こんなところでしょうか。

いずれにしまして、外傷的因子は別としてハッキリとした原因がわからない近視内斜位は、矯正するのもトレーニングをするのも外斜位よりも難しいのは間違いありません。

今年もよろしくお願いいたします

あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします

当店は5日(日)より平常営業しています

 

お正月はスキー旅行で、白馬(長野県)に行ってきました。

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雪は少なかったですけど、そこそこ楽しむことができました。

シニアには丁度いいぐらいです・・・・😃


今年もぼちぼち頑張っていきます。

 

 

 

今年もありがとうございます

本年度の営業は今日(29日)までです。

今年も1年ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

なお、本日の営業は午後4時までです。

 

 

30日から正月休みです。

12月28日は午後6時まで営業いたします。

29日は午後4時まで営業いたします。

12月30日~1月4日まで正月休みいたします。

年始の営業は5日(日)からです。

 

 

近視について 24

近視で内斜位

そもそも近視のかたは、外斜位になりやすいです。
その理由は調節力輻輳力のバランス(連動)が悪くなるからです。




近視のかたが、裸眼で近見視をすれば、正視のかたよりも調節力が少なめですみます。近視度数や近見距離によっては無調節で近見視ができます。
調節機能を節約すれば、調節性輻輳の働きが悪くなり、眼位ズレが起きることがあります。

近視のかたは輻輳不全になりやすく、外斜位になる確率が高いです。

近視のかたには、多くのかたに多かれ少なかれ外斜位が存在する事実もあります。多少の外斜位があっても、内直筋の働きで問題のないかたも少なくありません。(内直筋の働きが弱いかたもいます)
「近視で軽い外斜位」は正常範囲と言ってもいいぐらいです。

しかし、「近視で内斜位」は問題が発生しやすいです。
・眼精疲労
・物が時々に二重に見える
・遠近感が悪くなる
など。
内斜位を補正する役目である外直筋の作用は、内直筋に比較して弱いからです。
脳は基本的に複視を避けようとしますが、力の弱い外直筋は悲鳴をあげます。
その悲鳴は身体の悲鳴に繋がります。

 

近視について 23

■事例

B様 スポーツメガネをお求めに来店されました。

まず、ご使用中のメガネ度数を調べました。
度数は、
R S-2.75D C-0.50D Ax162
L S-3.50D C-0.50D Ax9

光心のチェックをしたところ、奇妙なことが。
右眼用のレンズは27mm、左眼用のレンズは33mmで入っていました?

光心の高さを確認してみると、右はフロント下から16mm、左は14mmで入っていました。
ウーン、なんだか怪しい。

いや、ここで早合点して「光学中心の設定がオカシイです」なんて言えない。
優秀な眼鏡技術者が、左右のPDや、眼の位置、眼位などを考慮に入れて光心を設定してるかも知れないのですから。


光心が、PDよりも右眼が広く、左眼が狭く入っている。
光心の高さは、右眼が高く、左眼が低く入っている。
このメガネは、眼位などを考慮に入れて調製したメガネなのか。
それとも・・・・・。

当店での検査、両眼開放屈折検査での基本度数(5m)は、
R S-2.75D C-0.50D Ax175
L S-4.00D C-0.50D Ax175

PD(瞳孔間距離 右30.5mm、左30.5mm)

眼位(視軸の向き)は、左眼上斜位 R 4.0△B.U. 外斜位3△B.I.。

眼精疲労があり、頭痛や肩コリなどの症状がありました。

眼の位置や、耳の高さは左右同じぐらいで、左右で光心の上下位置を変える必要はありません。
PDと光心の関係も左右で、違える必要はありません。(左右で、レンズの厚みが揃ってくるメリットはあります)

お訊きしますと「今のメガネでは、眼位の検査などしなかった」とおっしゃいます。
「でも、レンズの入れ替えをしたことがある」とのことでした。

ハハーン、これで奇妙なことの原因が分かりました、
心取りを無視した、不適切な入れ替えがされていたんですね。

しかも、左眼上斜位のかたに、その斜位を助長する光心の上下位置ズレ(プリズム誤差)。
もっとも、その位置ズレによって斜位が誘発された可能性もあります。

それは、人間の眼の眼球運動は「上下方向は、水平方向に比較して柔軟には動きません」ゆえに、上下プリズム誤差が生じると眼の疲れる確率がグッと高くなるからです。




 

 

 

無料商法 2

メガネ屋の「無料商法」には、

「他店購入メガネも無料で調整します」があります。

この「調整」は何を意味するかは不明です。

ただ単に、ちょこっとメガネの曲がりを直すものなのか、それともメガネの3要素が満たされるように「フィッティング調整」をするものか。

はたまた調整をしたフリをするだけのものか・・・・・。

いずれにしろ、プロの眼鏡技術者が「調整技術」を無料にすることはありません。

もしあるとすれば、技術の見返りを期待する眼鏡商人でしょう。

あ、私も時々無料でしている・・・・・。

でも、基本的に当店の姿勢は ↓ です。

他店で購入されてメガネのフィッティング調整について

こういう姿勢は「無料があたり前」と思われているかたからお叱りを受けることもあります。

眼鏡商人としては、お前はなっとらん!ということでしょうが、

あいにく私は眼鏡技術者を優先しております・・・と言うしかありません。

無料商法

12月22日 高知新聞 朝刊より

「無料商法」にご注意! 県内相談 倍近くに

「無料」という宣伝文句を大きくうたって消費者の関心を引き、有料の商品やサービスの購入につなげる「無料商法」についての相談が県内で増えている。

 

相談が増えているということは、それだけ「無料」に魅力があるのでしょうね。

「無料ほど高いものはない」ということは昔から言われていますが、この商法はなくなりません。

ま、だけど、そういう商法も商売の一つのやり方ですから、すべて悪いわけではないでしょう。

しかし、これはどうだ! ↓

無料保証のメガネ店へいくように、強くすすめる眼科について

無料保証で関心を引き、立場の弱い患者さんに不当なメガネの購入につなげる・・・・。

無料の弊害がいろんところにでてきますよ。こんな無料商法は。

 

 

 

 

 

 

近視について 22

■事例

A様 強度近視のかたです。
右眼 S-10.50D
左眼 S-9.75D

のメガネを持参されました。
「このメガネを掛けると、物がムワッと見えて気持ちが悪い。眼がよるような感じがします」と訴えられました。
当店でメガネの検査をしてみると、光心が69mmで入っていました。

え、え・・・・69mm!
A様のPDは、61.5mmです。眼位は正常です。(最近、当店で眼位の検査をしています)

度数が約S-10.00Dで、光心がPDよりも7.5mm広く入っていると。
計算は簡単です。10.0DでPDよりも光心が1mm違えば、約1△のプリズム作用が生じます。
7.5mmの誤差では、約7.5△のプリズム作用が生じることになります。

眼鏡調製においては、光心をPD通りに寸分も違わずに入れることは、現実には不可能です。
0.1mmの誤差も許さないということであれば、メガネは作れません。

では、どれぐらいの誤差なら許されるか、許容誤差は。

水平方向への許容誤差は、10.0Dでは問題の大きい方向(開散を強いる方向への誤差)は、「0.5△まで」という目安が存在しています。(RAL規格)
問題の少ない方向へは、1.0△です。
つまり、S-10,0Dでは、PDよりも光心が1mmぐらいは狭く入ってもいいけど、「0.5mm以上、広く入るのはダメ」ということです。
(もちろん、61.5mmで入ることが最良です)



 

<↑光心がPDよりも広く入った場合、基底内方になりプリズム作用は鼻側方向に生じます。
結果、開散力が強要されることになります>

問題の大きい方向への7.5△の誤差は、規格外も規格外、無茶苦茶です。

A様は、そのメガネを購入したメガネ店に具合の悪さを訴えたそうですが、そのメガネ店は「間違っていません。慣れます」との返事だったとのこと。


「間違っていない・・・」、眼鏡技術者であれば、「あきらかに問題があるメガネ」と認識すると思います。
そういう認識がなかったということは、眼鏡技術者でなく、眼鏡商人だったのでしょうか。

「慣れます・・・」、人間は順応性がありますから、掛けられるぐらいには慣れていく可能性はありますが、こんなメガネに慣れたら大変なことになります。
眼の筋肉に相当な負担がかかり、眼精疲労が生じ、眼精疲労から不定愁訴を引き起こす恐れがでてきてしまうでしょう。

 

近視について 21

■適切な心取りとは

しかし外斜位があれば、「常に光心はPDよりも広くいれればいい」というわけではありません。眼位が修正されたとしても、光心を広く入れることによる空間視の違和感で気分の悪いメガネになることもあります。

ですから心取りはいろんな点を考慮に入れて調製しないといけないのです。
・斜位の程度はどうなのか。
・眼の疲れはどうなのか。
・輻湊力、開散力はどれぐらいあるのか。
・メガネの使用目的はどうなのか。
・空間視の違和感を感じやすいのか。
・前のメガネのPD光心はどうだったか。

など、お客様との共同作業で適切な心取りをしていきます。

では、最も不適切な心取りとは。
強度近視で、光心の上下位置が適切でない場合です。
それは、人間の眼の眼球運動は「上下方向は、水平方向に比較して柔軟には動きません」ゆえに、上下プリズム誤差が生じると眼の疲れる確率がグッと高くなるからです。


光心の上下位置が合っていないと上下のプリズム誤差が発生します。
結果、眼が疲れやすくなります。


眼の位置が左右で違うかたも少なくありません。適切な位置に光心が入らないと上下のプリズム誤差が発生します。結果、眼が疲れやすくなります。


眼精疲労や原因不明の首、肩コリや片頭痛など、眼鏡の心取りに問題がある場合があります。

メガネの通販はハナから適切な心取りはできません。

 

近視について 20

■眼位を考慮に入れた心取り

常用マイナスレンズはプリズム作用やレンズ収差の影響を極力受けないように、光心をPD通りに入れるのが基本なのですが、斜位(眼位ズレ)のあるかたの場合の心取りは、斜位を考慮に入れた心取りをしていきます。

外斜位のあるかたは外方向に眼位ズレがありますから、輻湊力を常に働かせて両眼の視線を注視点に合わせます。
これでは輻湊力の弱いかたなどは眼が疲れますので、プリズム作用が内方向に働く心取りをして眼球運動が楽に行えるように、眼位を修正します。
内斜位のあるかたは、外方向に働くプリズム作用を利用します。

たとえば、度数がS-5.00D、PDが62mmで外斜位のあるかたに、光心を64mmに入れることによって眼位ズレが1△修正されることになります。


光心をPDよりも広く入れることにより、基底内方のプリズム作用は鼻側方向に働きます。
結果、外斜位のあるかたの輻湊力が緩和されます。



ウスカルフレーム 「ラグファーⅡ」

ウスカルフレーム 「ラグファーⅡ」の入荷です。

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ラグファーⅡは、かつて出たウスカルオリジナルフレーム、ラグファーと、きわめて似通ったデザイン性を持つフレーム。
リモデルしたのですが、わずかな変更点を加えてあります。いくつかの要素はこちら。
★「鼻部クリングスを1mmほど位置下げしました」
★「テンプル素材を、0.8mmから1.0mm厚に変え弾力増強」
★「先セルをラバロン製に変え、スマートな見た目に」
★色展開を少し変更、暖かさを重視したラインナップに

そのほかは変らず継続しています。

 

近視について 19

■常用近視マイナスレンズの心取り

単焦点レンズ(遠近両用でないレンズ)でメガネを作る場合、当店では近視のかたが常用のマイナスレンズ(凹レンズ)で作ることが一番多いです。
そのマイナスレンズについて「心取り」といいまして、メガネ調製にはかかすことのできない作業があります。

レンズには光心(光学中心)があります。普通、光心をそのかたのPD(瞳孔中心間距離)に合わせて調製します。この作業を「心取り」と呼びます。





もし、光心とPDが合っていないとどうなるか。
そもそも眼鏡レンズはプリズムレンズの集合体と言えますから、視線とPDが一致していないとプリズム作用が生じます。


<PDと眼鏡レンズの光心が一致することによりプリズム誤差は生じません>

プリズム作用が生じると、眼の筋肉がレンズの基底の方向に引っ張られることになります。
すると、眼は両眼の視線を注視点に合わせるために、引っ張られることに逆らうような眼球運動をします。
・プリズム作用により眼の筋肉が外方向(耳側)に引っ張られた場合は、内方向(鼻側)に寄せる筋肉(輻湊力)を働かせます。
・プリズム作用により眼の筋肉が内方向に引っ張られた場合は、外方向に寄せる筋肉(開散力)を働かせます。

この眼球運動は、眼の疲れを引き起こす恐れがあります。
また、プリズム作用は空間視の違和感を引き起こすこともあります。

つまり、眼の筋肉がプリズム作用と闘い、プリズム作用と綱引きをするようなことになります

サンテック

自分用のメガネを作りました。

レンズは、遠近累進レンズ

HOYA シンクロFL 1.60 サンテック GN4

部屋の中では普通のメガネ。
でも外に出ると紫外線に反応してレンズが色づくサンテック。
目元をおしゃれに彩ります。
しかも眼の健康を考えて、白内障を引き起こす要因の1つと言われる紫外線をほとんどカット。
また、太陽のまぶしさによる眼の疲れをやわらげます。
おしゃれで眼の健康に配慮した、うれしいレンズです。

調光レンズ(フォトクロミックレンズ)

太陽光や紫外線によって色が変わる調光レンズ(フォトクロミックレンズ)。室内にいるときは普通のレンズが、外に出たときに太陽光に反応して発色するレンズです。発色の程度にかかわらず、紫外線をほぼ100%カットします。(メーカHPより)

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↑室内では、ほぼ無色

 

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↑屋外に出ると、グリーン色に変身します。

近視について 18

<近視の違和感について>

ポイント5
深視力などの上質の視機能を求められるかたは、違和感が多少あったとしても将来的なことを優先されて、視機能が向上する度数を選択されることをおすすめします。

人間の視機能は年齢とともに、残念ながら弱ってくるかたがほとんどですから、少しでも視機能が衰えないように、眼のトレーニングをすることや、日ごろから紫外線や眩しい可視光線から眼を守ることも大事です。

● メガネについて

メガネは、慣れるまでにどうしても違和感があります。
レンズの性質上、実際より大きく見えたり、小さく見えることがあります。
乱視の方向によっては、傾いて見えることもあります。

度数の変化によっては、イライラしたり、気持ちが悪い、きつく感じる、などの不快感が起きることがあります。

違和感は、レンズの度数や種類、お客様の年齢や経験、前回との度数差、使用状況などによりまちまちです。(違和感は、平均して1~2週間ですが、もっとかかる方や、まったくない方もいます。)メガネを掛けて、徐々に眼になじませていただく努力も必要です。

新しいメガネに慣れてしまえば、違和感は気にならなくなりますが、なかなかなじまない時は、ご面倒ですがご来店ください。
メガネは上手に使いこなしてもらえれば、とっても快適で、良く見える便利な道具です

 

近視について 17

<近視の違和感>

「少しでも違和感があれば絶対にダメ」という考えは、あまりおすすめできません。 

ポイント3
でも、やはり違和感はイヤなものです。違和感を少なくするために度数を調整して、必要視力より弱めた場合、必要視力が確保できるメガネと使い分けるのも良い方法です。
違和感の少ない度数を選んで、その度数に慣れた段階で、必要視力が確保できるメガネを新たに作るのも良い方法です。 

たとえば、
① 右眼 S-5.00D C-0.50D Ax130
  左眼 S-4.00D C-1.00D Ax20
で、必要視力の1.0が確保できるとします。
しかし、これでは違和感を強く感じるとなった場合、

3段階、近視度数を弱めた度数
② 右眼 S-4.25D C-0.50D Ax130
  左眼 S-3.25D C-1.00D Ax20
では、違和感はないけど、視力が0.6になり見え方は不満だとなった場合

1段階弱めた度数
③ 右眼 S-4.75D C-0.50D Ax130
  左眼 S-3.75D C-1.00D Ax20
なら、違和感はそこそこで、視力も0.8見えて、車の運転もできる。

日常には③のメガネを掛けて、車の運転専用に①を使う。という使い方もありです。

ポイント4
乱視の中での斜乱視は違和感が起こりやすいです。違和感の原因が斜乱視であれば、乱視軸を90°方向や180°方向に変更して、試してみましょう。
但し、乱視軸の回転は、矯正効果が低下します。(30°回転すると乱視の矯正効果はゼロになります)
たとえば
右眼 S-4.75D C-0.50D Ax130
左眼 S-3.75D C-1.00D Ax20

右眼 S-4.75D C-0.50D Ax110
左眼 S-3.75D C-1.00D Ax10

乱視度数が問題であれば、乱視度数を弱めてみるという方法もあります。
こちらも乱視度数を弱めるこにより、矯正効果が変化します。その分近視度数で補うことができます。
たとえば
右眼 S-4.75D C-0.50D Ax130
左眼 S-3.75D C-1.00D Ax20

右眼 S-4.75D C-0.25D Ax130
左眼 S-4.00D C-0.50D Ax20
乱視軸と乱視度数の両方を、違和感が少なくなるように持っていくこともできます。

右眼 S-4.75D C-0.25D Ax110
左眼 S-4.00D C-0.50D Ax10

レディス セルフレーム

40代からのセルフレームが入荷しました。

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近視について 16

<30代の近視度数選び>

見え方での度数選びは、ほぼ実際での見え方で判断できます。そんなに難しいポイントではありません。

難しいのは、違和感についてです。

メガネにはどうしても違和感がついてきます。違和感はゼロにはなりません。 
「装用テストでは違和感はなかったが、実際に使用してみると掛けられない」こともあります。
「装用テストでは長時間試すことができない」実際に調製したメガネとテストフレームとでは、頂間距離(レンズと目の距離)など条件が微妙に違うからです。

「見え方はOKで、違和感もない」場合は、すんなり度数を決定することができますが、「見え方はいいけど、違和感がある」の場合どうするか。 

その場合のポイント 

ポイント1
レンズを入れ替えても違和感があるのかどうかを、チェックしてください。
通常、テストフレームには3、4つのポケットがあり、レンズをどの位置で装用テストをするかで、違和感の感じ方が異なる場合が少なくありません。 それで違和感が少なくなり、問題がないようであれば、その度数で調製することをおすすめします。

ポイント2
違和感の感じが「これぐらいなら慣れそうだ」という感じか、「とてもクラクラしてダメ」という感じなのか、違和感の程度を把握してください。
前者ならば、視力を優先したほうがいい場合が多いです。
後者ならば、度数をを弱めましょう。

「少しでも違和感があれば絶対にダメ」という考えは、あまりおすすめできません。 

視機能検査

視機能をチェックする小道具です。

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このピンクの矢印(→)で、人間の目が持っている最高機能をチェックします。

どういうふうに使うか・・・・・。

 

近視について 15

<30代の近視度数選び>

度数は厳密にいいますと、昼間の度数と夜間の度数は違ってきます。
夕方、夜間の運転が多いかたは、昼間の度数よりも一段階強めて作るかたもおられます。
昼間用と夜間用でメガネを使い分けるのも良い方法です。 

ポイント2
パソコン作業などの近業が多い方は、パソコン画面などで近見視のチェックをしてください。
このときのポイントは画面の距離です。ご自分が使用している画面の距離で確認をしてください。

近見視で眼精疲労のあるかたは、特に慎重に見え方とその度数で楽に感じるかどうかをチェックすることがポイントです。
人間は30歳を過ぎますと、遠方用に調製した度数では、長時間の近業が困難になる場合もありますので、遠方用メガネと近方用メガネを使い分けるのも良い方法です。

ポイント3
眼精疲労や、首、肩コリ、時々モノが二重に見えるなどの症状があるかたは、斜位があるかたが少なくありません。
斜位の矯正には、プリズムレンズを使用しますが、プリズムレンズは、眼の筋肉を整える(動かす)レンズですから、脳が空間視のゆがみを感じる場合があります。
プリズムレンズは、壁や床などを見て空間視のチェックをしてください。距離感も忘れずに。 



近視について 14

10代、20代の近視のかたの度数選びは、

眼位(視軸の向き)の点からも「完全矯正度数調製」(もしくは完全矯正度数に近い度数)がベターです。

しかし、30代からは、調節力の減退による近見時での目の疲れが問題になってくる場合があります。

その場合の調製度数をどうするか・・・・

度数は通常「D」で表記します。(D=Dioptorie、度数の単位です)
たとえば
右眼 S-5.00D C-0.50D Ax130
左眼 S-4.00D C-1.00D Ax20

(Sは近視度数、Cは乱視度数、Axは乱視軸です)
通常度数は0.25刻みです。S-5.00Dより一段階強い度数はS-5.25D、一段階弱い度数はS-4.75D。

調製度数(実際に作る度数)は「基本度数からどうするか」ということになります。

度数選びの基本は、年齢、用途、用法、違和感などを考え、何を優先させて何を妥協するかの選択になります。

眼位や斜位を考慮に入れて、使用目的や違和感の事も考えて、基本度数から弱めるのか、強めるのかを決めていきます。

調製度数は、装用テストで「見え方」、「違和感」などを確認していただいて、お客様と当方のお話合いで決めることになります。

ここからが度数選びの重要なポイントです。

ポイント1
車の運転に使用するかたは、必ず遠方(無限遠)の見え方をチェックしてください。

室内の視力表(基本は5m)での基本度数と、遠方がより見やすい度数は違ってくる場合がほとんどです。このときは、漠然と景色だけを見るのではなく、遠方の看板の文字などで見え方を確認してください。

 

一山 ボストンフレーム

一山フレーム、ボストン型 入荷しました。

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デザインforデザインではなく、デザインforユーザーという考え方を重視して微妙なディテールに細心の注意を払い、あくまでもフォルムを大切に飽きのこないスタイルを追求する。

一切の装飾を排し、シンプルかつ洗練されたイメージを持つチタンフルメタル一山モデル。

ブリッジをレンズセンターよりやや下の位置に配し、日本人の骨格に合わせた装着バランスを実現した。

テンプルはプレス加工によりバネ性を持たせることで圧迫感を軽減すると共に、ヨロイも含めて丁番削り出しの一コ智・スパルタ加工とし、一体感のあるデザインと強度の確保を両立している。

玉型はボストン。

表面処理は、耐久性に優れたゴールドのダイレクトメッキ並びにイオンプレーティングを使用。

表面処理を施さないチタンナチュラルもラインナップしている。  (メーカーHPより)

近視について 13

40代からは調節力の衰えにより、老眼世代に入ってきます。

そうなると、単焦点レンズでは不便な点がでてきます。

「遠方を見やすいメガネで作ると近方が見えづらい、かといって近方が楽に見えるメガネで作ると遠方はぼやける」

という感じに。

その場合、近視度数をどうするか・・・・。

単焦点レンズで「遠くも近くもそこそこの見え方のメガネを作る」方法もありますが、視力的、視機能的にはイマイチのメガネになりかねません。

それで、

お客様との共同作業で用途に合わせてメガネタイプ、メガネ度数を調製していくことになります。

  • 遠方専用メガネ(遠近両用レンズではない単焦点レンズ)
  • 近方専用メガネ(遠近両用レンズではない単焦点レンズ)
  • 遠近両用メガネ(遠近両用累進レンズと、二重焦点レンズ)
  • 中近両用メガネ(中近両用累進レンズと、二重焦点レンズ)
  • 近々両用メガネ(近近両用累進レンズと、二重焦点レンズ)
  • 近見サポートレンズ(調節筋肉の働きをサポートするレンズ) と、メガネにはタイプがありまして、それぞれに一長一短があります。

つまり、「どこかが良ければ、どこかで妥協せざるを得ない点が出てくる」ということです。

40代からはそういう自覚もより必要だということですね。

近視について 12

近視ではないのに近視と間違えやすい学童期の疾患に、

「心因性視力障害」があります。

これは器質的疾患がないにも関わらず視力が弱くなるものです。

「見ようとするものが見えない」感じです。

この疾患の原因とすれば学校環境や家庭による「ストレス」があります。

心因性視力障害が疑われる場合は、眼科を受診していただくことをおすすめしています。

その結果、度なしのメガネを掛けることで、症状が消失することもあります。

しかし原因が主にストレスですから、時間をかけて心(脳)を鍛えることも必要でしょう。

 

近視について 11

先日、某テレビ番組の冒頭で女性アシスタントのかたが目の手術について話していました。

その話しぶりは嬉しそうに「視力は2.0出ます」と言っていました。

(おそらくその手術は「フェイキックIOL(ICL)」です)

しかしこの手術、レーシッよりは角膜へのダメージは少ないでしょうが、角膜に傷をつけることは間違いありません。

将来的な安全が保証されている訳ではありません。

「挿入したレンズの除去が比較的容易である」といっても、除去することのリスクもあります。

 

健康な目に傷をつけていいものかどうか・・・・・。

できれば体内に異物を入れないほうがいいと思いますが・・・・。

ま、レーシックよりはマシか・・・・。

いずれにしろ、リスクのある手術を受けることは日本の医療費を高める結果になります。

 

 

 

 

多角形フレーム

ちょっと変わった形の多角形フレームとボストン型っぽいフレームの入荷です。

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目の健康

目の健康チェック

目の健康のためには

・禁煙

・保護眼鏡を掛ける

・亜鉛やルテインなどを摂取する

などがあります。

しかし、残念ながら完全な眼病予防法はありません。

「老化現象には勝てない」ということでしょうか・・・・。

なお、眼病になる危険性のあるものに、

・コンタクトレンズ

・レーシック

・オルソケラトロジー

・フェイキックIOL

などの近視矯正法があります。

キッチリ管理すれば大丈夫かも知れませんが、リスクがあるのは間違いありません。

これらの矯正法は、より慎重にご検討ください。

眼の健康のためにはリスクをおかしてまで、やるべきではありません。

健康チェック

商工会発行のビジネスダイヤリー付属「あなたの健康チェック」をやってみました。

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不健康習慣チェックは、

・10個以上あてはまる人は・・・黄色信号

・15個以上あてはまる人は・・・赤信号

とのこと。

私の場合、

「食生活」は、ほぼ問題なし

「飲酒」は、ほぼしないので問題なし

「喫煙」は、まったくしないので問題なし

「運動」は、適度にしているので問題なし

「ストレス」は、あるけどチェック項目にチェックするほどのものでもないので、問題なし

結果、健康チェックテストは青信号。😃

でも青信号でも油断できません。健康と不健康の線引きも難しい。

健康にのめり込むあまり、身体を壊すことも心配・・・・😵

あー、健康の奥は深い!

 

近視について 10

コンタクトレンズとメガネ

メガネはコンタクトレンズと比較して見え方に不自然さを感じやすいです。
これは、コンタクトレンズは眼の中に入れ、メガネは眼の前に掛けるという、レンズと眼の距離の違いによるものです。
その点ではコンタクレンズのほうが有利なのですが、コンタクトレンズの最大のデメリットは、やはり眼にとっては異物になり角膜を傷める危険性があるということです。
長期間使用しているかたは角膜内皮細胞が減少することがあります。角膜外皮表面のキズは再生できますが、内皮細胞は再生できません。
内皮細胞の減少は視力が弱くなったり、白内障の手術のときなどに影響がある場合があります。

20代から近視用コンタクトレンズを使用していて、40代になって角膜のトラブル等でコンタクトレンズからメガネに変えるかたも少なくありません。
そんな場合、近視度数が強いかたなどはメガネに慣れづらいこともあります。
適応能力も弱くなっているからです。
違和感は度数を弱めて調製する方法で対処することもできますが、それでは車の運転などに支障をきたす場合もあります。

メガネに慣れづらい場合の調製方法としては、
①慣れやすい弱めの度数から徐々に強めていく
②コンタクトレンズとメガネを併用して、徐々にメガネの時間を長くする
③車の運転用メガネと、日常生活用のメガネを使い分ける
などがあります。

眼の健康のためには、コンタクトレンズはしないほうがいいのですが、「近視度数が強いから」とコンタクトレンズにしているかた。ご相談ください。
当店は、強度近視のかたのレンズが薄く軽くなる「ウスカルフレーム」を300本以上在庫しています。

当店は、眼位を考慮に入れて中高年期のかたの近視度数をアドバイスいたします。
中高年の近視のかたが使いやすいメガネをご提案していきます。

近視について 9

近視について(中高年期の近視)

40歳を過ぎたあたりから老眼世代に入ってきます。
「えー、近視は老眼にならないのでは」と言われるかたもいますが、それは俗説です。
調節機能は年齢とともに誰でも衰えてきます。近視のかたでも遠視のかたでも等しく老眼になります。

でも、ま、近視は裸眼で近くが見やすい目(近視度数にもよります)ですから、老眼鏡がいらない場合もあります。
老眼を「老眼鏡を掛けること」と定義すれば「近視は老眼にはならない」は、あながち間違いとは言い切れません。

中高年期のかたの近視メガネを調製する場合

通常、40歳前後から遠方用度数に調製した近視メガネでは、近方視に不自由を感じてきます。
若いときのように、「一つのメガネ(単焦点レンズ)で遠方も近方も不自由なく見える」ことはできません。。

近視度数を中間距離度数にして調製すれば、そこそこ遠方も近方も見えるのですが、そこそこ度数は車の運転には危険な場合もあります。この調製は、長時間の近見作業で疲れる場合もあります。

そんな場合の方法として
①遠方用メガネと近方用メガネを使い分ける
②跳ね上げメガネを使用する
③遠近累進両用メガネを使用する
などの方法があります。

①番は、光学的には一番有利です。単焦点レンズは遠近累進レンズに比較してユレは少ないし、視野も広くなります。
きまった距離のモノを見るのであれば、その距離に合わせたメガネが快適にご使用できます。
しかし、年齢とともに調節力が弱くなり、明視域も狭くなると、単焦点レンズでは不便を感じることがあります。

②番は、裸眼で近見視が不自由なく見える近視度数のかたや、遠近両用レンズに抵抗があるかたなどにおすすめです。
遠近両用に抵抗がなくても、跳ね上げメガネで調製する使い方もあります。
普段は、遠近両用レンズを使用して、細かい作業をするときは跳ね上げて裸眼で見ます。
「遠距離、中間距離、近距離、超接近距離」という感じです。
しかし、跳ね上げメガネはデザインなどが限定されます。

③番は、遠近累進レンズは境目がないレンズです。遠、中、近距離がメガネを外すことなく明視できます。
「老眼」ということが、まわりのかたに気付かれることはありません。
遠近累進レンズには、たくさんのタイプがあります。
・遠方の視野を広くとった、遠方重視タイプ
・近方に視線が入り易い、近方重視タイプ
・累進帯長を長くした、遠方~中間距離重視タイプ
しかし、遠近累進両用メガネは、単焦点レンズに比較して近用部の視野が狭くなるなどの欠点があり、万能ではありません。




①番にするか、②番にするか、③番にするか。迷います。
40歳以降の近視のかたは、選択肢が増えてきます。お時間に余裕を持ってご来店ください。

50歳以降のかたは、用途により遠近両用、中近両用、近近両用、と使い分けたほうがいいです。

60代で近視で不同視もちろん老眼の浜田 清と、近視で老眼の浜田 久美が丁寧にレンズの説明をしていきます

 

近視について 8

近視手術について

何度も言います。

レーシック手術を受けようと思っているかた。レーシックは、リスクもありますから慎重に、ご検討ください。

安易に、「近視が治るとからいいや」と思わないでください。
手術で、疲れ目やドライアイになったり、ハロー、グレア現象と呼ばれる光の輪のようなものが視界に見える現象が起きるケースもあります。
10年、20年後のことも考えてください。
手術を受けた角膜が将来どうなるか。健康な角膜に少なからずダメージを与える手術
手術は、後戻りができません。
コンタクトレンズのように装用をやめればいい。というわけにはいきません。

なお、情報によりますと、レーシック手術を受けている方が将来白内障になった場合、眼内レンズの度数決定の際に影響がでてくるようです。
これは、眼内レンズの度数を決める際に、眼軸長や角膜のカーブ、前房深度など様々なデータを必要としますが、レーシック眼ですと角膜のカーブが自然でないため、通常使用する眼内レンズの度数決定のための計算式が使えなくなるためです。

最近では、レーシック術後の方向けの眼内レンズ度数を求める計算式というのが考案されて、かなり誤差は少なくなってきたようですが、眼科医の先生によっては慎重な考えをされる方もおられるようです。

近視について 7

近視矯正にしろ他の矯正でも、難しい点は「違和感」の問題です。

メガネを掛けると空間視の違和感がおきます。
それは、ひとつには眼とレンズの距離があるためです。
つまり裸眼で見える物体が自然だとすると、レンズを通して見た物体は少し形や大ききなどが異なって見え、不自然だということです。

その不自然な感じは、近視、遠視、乱視によって、それぞれの特徴があり、また乱視軸方向により、特徴があります。
斜位を矯正するプリズム処方にも違和感はおきます。

 

度数を1段階変えただけでも「とても掛けられない!」と訴えられることもあります。

適応能力には個人差も大きいのですが、基本的には「メガネはお客様との共同作業で作るものです」

理想の矯正と違和感のどこかで妥協点を見出していくしかないのですが、それも拒否されることもあります。

そうなると「失敗」の結果になります。

ま、失敗は成功の仮定や、成功に繋がこともありますから、悪いことばかりではありませんが・・・・・。

近視度数をどうするか・・・・・心理的にも視機能的にも脳が関係してくるので、奥が深いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

近視について 6

20代~30代までの青年期の近視は、成長期の近視と比較して度数が大きく変化することは、一般的に少ないです。
近視度数の安定期ともいえるでしょう。(もちろん、個人差もあります)

青年期のかたの近視メガネを調製する場合

安定期は、近視進行の心配はいりませんから、近視進行に配慮して度数を弱めて調製する必要はありません。
(ま、もっとも成長期のかたでも「5mでの完全矯正度数(基本度数)で調製すると近視度数が進行する」という絶対的な根拠はありません。
むしろ、基本度数で調製したほうが調節力と輻輳力のバランスが良くなるので、近視進行も抑えられることが考えられます)

しかし、眼軸に関連する近視は安定したとしても、今度は調節が不安定期に入ってきます。

パソコン作業などの近見視で、眼精疲労を訴えるかたも青年期から増えてきます。

そこで近視のかたの調節力をサポートするレンズもあります。

調節サポートレンズ 
パソコンやデスクワークなど、近くを集中的に見る時間が多い方に最適なレンズです。

パソコンのように40㎝前後の近方を見続けると、目の調節筋肉がつねに緊張した状態となります。
調節サポートレンズは、近方視を積極的にサポートするので、近くの物をより快適に見ることができます。

遠くから近くまで「見る」運動をサポート。いつでも快適な視界が得られます。レンズの下方向に、「近く」をサポートする度数のゾーンを設けることで、遠くから手元まで視線が移動しても自然な見え方を実現しています。

しかし、近見眼精疲労のあるすべての人に調節サポートレンズが向いているわけではありません。
調節機能をサポートしたとしても、輻輳機能に問題があれば、目や脳は疲労する確率が高くなります。

近見外斜位、輻輳不全のかたが調節サポートレンズを使用すれば、よけいに輻輳機能に負担がかかる場合があります。

青年期のかたの近視も「必ず眼位(視軸の向き)を考慮に入れて、度数調製をする」ことと、
調節機能、、輻輳機能に適したレンズタイプを選ぶ」ということが大事です。


べふ狭の紅葉

11月21日(木) 晴れ

紅葉狩りに「べふ狭」まで。

さすがに紅葉の名所だけあって、平日にもかかわらず人が一杯です。

ここに来たのは、30年ぶりぐらい・・・・。

もみじ茶屋の田舎寿司、美味しかったです。

山の紅葉は昔に比較すると寂しくなった気がしますが、田舎寿司の味は不変でした。😃

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↑この写真は偏光レンズを使用していないので、全体的に白っぽく映っています。

紅葉の美しさが表現できていません。

やはり紅葉狩りには偏光レンズ(サングラス)が合います。

谷川の水もより透き通って見えます。

 

 

 

近視について 5

近視の矯正(治療)方法として

・光学的

・物理的

・薬物

・手術

があります。

光学的なものは、メガネやコンタクトレンズで近視を矯正します。

物理的は、眼球に圧迫を加えて近視を治療します。(オルソケラトロジーなど)

薬物的は、調節麻痺剤などで近視作用を除去します。

手術は、レーシックなどの手術で角膜の形状を変えるものです。

これらの方法で一番安全なものは、光学的にメガネで矯正する方法です。

一番怖いのは手術的なものでしょう。

なぜ、健康な眼にメスを入れるのか!

テレビ放送(番組)では近視の弊害は言うけど、レーシックの問題点などはほとんど放送されない。

「近視は失明の恐れもあります」とさんざん脅かしておいて、その近視矯正法に関する最も大事な部分は放送されない。

いや、放送されているかも知れませんが、私の見る限りにおいては「レーシックはダメ!」という眼科医はテレビにでてこない。

偏った放送になるのは仕方ないんですかね・・・・。

 

近視について 4

「近視は完全矯正にするほうが近視の進行を抑えることが期待できる」という説があります。

この説に関しては、最近テレビ放送でも耳にします。

いつものように「最近の研究では・・・・」という内容で。

ま、その説はともかくとして近視を完全矯正で調製することは視機能的には望ましいです。

その理由は「近視について3」で説明しました。

しかし、理想と現実は違います。

そこがメガネ調製の難しいところです。

完全矯正で調製すると「強すぎて掛けられない。このメガネは間違っている!」と言われることがあるからです。

人間は変化を嫌う傾向にありますし、変化に適応できる能力に個人差も大きいです。

将来的なことを考慮に入れた度数提示をするか、目先のことを考えて無難な度数をおすすめするか。

どちらがいいか一概には言い切れません。

また「完全矯正にすると、近視の進行が早くなる」という俗説もあります。

この俗説は根深くあり、「メガネを掛けると度がすすむ・・・」と信じているかたも少なくないと思います。

これは「見えすぎるメガネはダメ!」と喧伝されたことによるものでしょう。

でも、時代は変わってきています。

「近視進行を抑えるには完全矯正のほうが望ましい」も今後「あれは俗説だった」になるかも知れませんが・・・・・。

 

 

 

 

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