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最終的に負担をするのはユーザー

高知県のメガネ店は眼科発行の眼鏡処方箋に関して、「無料補償」を謳い文句に積極的に眼鏡処方箋を回してもらうようにしている店と、そういう理不尽なことはよくないと積極的に提言しているメガネ店があります。

無料補償をしている店は

・度数の変更
・処方ミス
・処方不具合
など理由のいかんに関わらず無料でレンズの交換をするそうです。

レンズ代金が1万円でも10万円でも、無料で交換するそうです。
1万円のレンズなら交換して、10万円なら無料で交換しません。ということはなさそうです。

無料補償をしている店は、「無料交換すると困るな・・・」と思うレンズを眼科処方箋で販売するとドキドキします。

だからドキドキしない方法を考えます。「このレンズなら大丈夫・・・」とか、「その分フレームで・・・」とか。
そうしないとやってられません。交換するレンズ代金はメガネ屋が負担するわけですから。

レンズ代金を負担しても損をしない仕組みを構築していかないといけない。

無料補償をしている店は、「えー、こんなんで交換しなければいけないの・・・」など眼科に対して不平不満もあるが、「だけど処方箋は回してもらいたい・・・」との葛藤に苦しみます。

だから、そんなことはやめればいいけど、ブツブツ言いながらズルズルと・・・・。

まわりまわって(そんにまわっていないか・・・)最終的に負担をするのは眼鏡ユーザーってことになります。この無料補償制度というやつは。

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眼鏡処方箋の話」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、私も兵庫県で同じく眼鏡店を営んでいるものです。
幸いなことに当店の近くの眼科さんはブログの様な事のない眼科さんで助かっていますが、以前に勤めていた地区では全く同じような考えの眼科さんがいました。
しまいには「だいじょうぶ、度数が違ってもメガネ屋さんで全部保障してくれるから」とお客さんに吹き込む始末
それ以来特に理由もないのにあらかじめ長期保証を確認させる眼科さんは「検査技術が無いんじゃないかと」疑いたくなります。
いっそ自分のブログでこの不満をぶちまけたい!でも眼鏡歴10年ぐらいの若造がなにを、と関係がギスギスするのも困る
思い悩んでたところにハマヤさんがブログで堂々と主張しているのを見て少しスッキリしました(◎´∀`)ノ
まだそこまではっきりと主張できるほど勇気がありませんが、この風潮が少しでも変わるよう自分もできる事をやっていきたいと思います。

コメントをいただいてありがとうございます。

言いたいことを言うのに、眼鏡歴は関係ないと思いますが、商売的には、関係がギスギスしたら困りますね・・・。
でも、眼鏡技術者なら、腹を括ることも必要ではないでしょうか。

私もけっしてハッキリと主張している訳ではありませんが、「眼鏡処方箋無料補償」は受け入れがたいです。

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