白内障
白内障術後に視力が低下することがあります。
原因として
・黄斑浮腫
(術後の炎症が網膜に及び、黄斑部が腫れて視力が低下します)
・後発白内障
(後嚢に生じる白内障で、術後しばらくして後嚢に濁りが生じてきます)
があります。
この場合は、病院に相談してください。
また、白内障術後のかたに、眼位ズレ(斜位)が発生するかたがおられます。
原因としては「水晶体嚢の収縮」や「眼内レンズの支持部の変形」、「眼内レンズがキッチリ入っていない」などによる眼内レンズの位置ズレがあります。
斜位になると、斜位の程度や斜位の方向などにより、
・モノが時々二重に見える。
・焦点が合わせづらくなる。
・根気がなくなる。
・首、肩コリが強くなる。
・車の運転が怖くなる。
・近業時に不快感が出てくる。
などの症状がでてきます。
これらの症状がでてきた場合、眼は脳の出先機関ですから、脳にも悪い影響を及ぼします。
ということは、全身にも影響を及ぼします。
この場合は、当店が眼位検査をして、斜位を矯正するメガネを調製していきます。
詳しくは、こちらにどうぞ→「白内障術後のメガネ」
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