日本のメガネ店は・・・
単焦点レンズ(遠近両用でないレンズ)でメガネを作る場合、当店では近視のかたが常用のマイナスレンズ(凹レンズ)で作ることが一番多いです。
そのマイナスレンズについて「心取り」といいまして、メガネ調製にはかかすことのできない作業があります。
レンズには光心(光学中心)があります。普通、光心をそのかたのPD(瞳孔中心間距離)に合わせて調製します。この作業を「心取り」と呼びます。
もし、光心とPDが合っていないとどうなるか・・・・。
そもそも眼鏡レンズはプリズムレンズの集合体と言えますから、視線とPDが一致していないとプリズム作用が生じることになります。
プリズム作用が生じると、眼の筋肉がレンズの基底の方向に引っ張られることになります。
すると、眼は両眼の視線を注視点に合わせるために、引っ張られることに逆らうような眼球運動をすることになります・・・・・。
詳しくは『近視のかたの心取り』にどうぞ。
この大切な「心取り」を、まったく無視してメガネを調製するメガネ店もあります・・・・。
フレームにレンズが入っていればいいや、どうせお客さんにはわからないから・・・・と。
左右のレンズが逆に入っていても、どうせお客さんにはわからないから・・・・と。
だから、メガネ店で完成品になるメガネは、店選び(店主選び)が絶対に大事です。
価格訴求のみに惑わされないように・・・・。
日本のメガネ店もいろいろあります。メガネ店によって、レベルの差は大きいです。
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