眼科処方箋の乱視軸
R S-1.00D C-0.75D Ax90
L S-2.00D C-1.00D Ax60
メガネの度数は、こういう記号で表記します。
Sーは、近視球面度数、Cは乱視度数、Axは乱視軸です。
乱視軸は、0度~180度まであります。
0度と180度とは、同じ方向なので、通常は「180」と表記します。
人間の眼の形は千差万別で、眼の乱視軸も1度、2度、3度・・・・177度、178度、179度とあります。
これが、眼科処方箋では、「180」と「90」という乱視軸の処方が凄く多いです。
真の乱視軸が170度や10度であっても、「180」と記入されている場合があります。
乱視度数が0.5D以下ぐらいの弱い乱視であれば、10度の違いは大きい影響はありませんが、1.0Dを超える乱視ぐらいから、矯正効果に影響がでてきます。
違和感を減らす目的で、乱視軸を変更することはあるのですが、そうでなければ、検査がおおざっぱで、180度になっている場合もあるようです。
ま、もっとも眼科は病気を治すことが本職ですから、視機能の面まで手が回らない事情もあります・・・・。
眼科処方箋でメガネを調製するメガネ店としたら、180度や90度と記入されていたら、真の乱視軸は170度方向なのか10度方向なのかを知りたいですね。
(もちろん、ピッタリ180度のかたもいます)
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