ユーザーの責任
他店購入メガネのフィッティング調整をご依頼のお客様。
「このメガネは、どちらのお店で買われたのでしょうか」
「高知の○○です」
「あ、それなら購入店に調整の依頼をしてください」
「いや、そこまで行く時間がないです・・・・」
「ですが、販売した店には責任があります」
「いや、それはそうだけど時間がない!」
「いや、それでもまずは、購入店に相談してください!」
と、まー、こんなやりとりでした。
当店のスタンスは原則「メガネ調整は購入店で」です。
時間がない、購入店へ持っていくのは面倒・・・などの理由の場合、調整はお引き受けしていません。
こちらにもどうぞ→「他店で購入されたメガネのフィッティングについて 」
ただし、調整で困っているかたの場合、条件付きでお引き受けしています。
当店は「他店購入メガネの調整も無料です」なんて宣伝することはありません。
このスタンスは商売的には不利でしょう。
特に田舎では・・・・。
でも、言いたい。「ユーザーには購入責任もあるのです」と。
また、メガネの命である調整技術をだしに使って顧客を誘導していると、眼鏡技術者としては堕落していく気がします。
ま、もっとも「他店メガネ調整無料」と宣伝している店は、無料にするぐらいの技術かも知れません・・・・。
はなから、技術を放棄している通販業者のメガネ屋もいるのですが・・・
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