学童期のメガネ
日本眼鏡技術者協会から「ご紹介状」なるつづりが送られてきました。
「学童期のメガネ調製は、眼科に紹介しましょう」というものですね。
お子様のメガネで、確かに眼科へ紹介したほうがいい場合もあります。
たとえば、②番の「メガネによる補正視力が不十分である」ということもあるし、散瞳剤を使用しての検査が必要な場合もメガネ店では無理です。
しかし、「学童期である」という理由だけで眼科に紹介することには同意できません。
だって、メガネ店でもできる近視矯正ならば、メガネ店でやったほうがなにかと好都合です。
責任の所在はハッキリするし、しっかりしたメガネ店は視機能のことも考慮に入れ、将来的な事も考えての調製度数の提示ができます。
そもそも、そのために技術者協会の会員は、勉強しているのではないでしょうか。
なのに、なぜ屈折矯正に熱心ではない眼科に紹介しなくちゃいけないの!
技術放棄しろってこと!
ユーザーの利便性を考えても、腑に落ちません。
この紹介状って、ユーザー本位ではなく眼科本位のように感じます。
« 気持ちがいい眼鏡処方箋 | トップページ | テンプル長めのフレーム »
「眼鏡処方箋の話」カテゴリの記事
- 眼鏡処方箋 眼鏡店でチェックできる(2022.09.20)
- 無料、無料と(2021.12.08)
- 眼科処方箋調製メガネの具合が悪い(2021.12.04)
- メガネ屋の保証とは 2(2021.04.09)
- メガネ屋の保証とは?(2021.04.07)
コメント