近視調製
メガネを調製する場合、5mでの完全矯正度数から弱めて作るか、強めて作るかの選択になります。
近視に限定した場合、
強めて作ることは少なくて、弱めて作ることが多いです。
弱めて作るメリットは
・違和感が少なくなる
・レンズの緑厚が薄くなる
・調節力が節約できる
などがあります。
反面弱めることのデメリットは
・眼位によっては、疲れることがある
・遠方の見え方が落ちる
・レンズの交換が早まる
などがあります。
いずれにしましても、近視調製度数は、使用目的、用途用法、年齢、前眼鏡度数、眼位などを考慮に入れて作ったほうがいいです。
そう考えると、近視度数の調製も奥が深いのです。
近視調製も信頼のおける眼鏡士の店にご相談ください。
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