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私用のメガネ 老眼鏡

私用のメガネ 老眼鏡も作りました。

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レンズ度数は

右眼 R S+1.00D C-0.50D Ax85 2.5△B.I. 0.75B.D.

左眼 L S-1.25D C-0.75D Ax10 2.5△B.I. 0.75B.U.

(Sは球面度数、Cは乱視度数、Axは乱視軸、△はプリズム度数 Bは基底の方向)

私は左右眼で度数差の大きい「不同視 」という眼です。

ですから、右眼のS符号はプラスで左眼の符号がマイナスになっているのです。

けっして間違っているわけではありません。

私の眼の遠用度数は、

右眼 R Sー1.50D C-0.50D Ax85 1.0△B.I. 1.50B.D.

左眼 L S-3.75D C-0.75D Ax10 1.0△B.I. 0.50B.U.

です。(遠近累進レンズの遠用度数です)

左眼のほうが右眼よりも強い近視です。

この度数に加入度数 が+2.50Dで老眼鏡の度数になります。

それで斜位 を矯正するプリズム度数ですが、遠用と近用では違えています。

これはなぜか・・・・。

遠用と近用では眼の使い方が違ってくるからですね。

眼の使い方が変化すると眼位も変動することが多いです。

私の場合も上下方向の斜位、水平方向の斜位、どちらも変動するので、老眼鏡と遠近累進ではプリズム値を変えています。

こうやって眼位は上手にコントロールしていくことが大事です。

でも残念ながら今のところ遠近累進レンズのプリズム値は遠用と近用で違えることはできなくて一つの設定しかできません。

遠用と近用でプリズム値を変えることのできる遠近累進レンズが販売されるといいのですが・・・・。

なお、遠近累進レンズでも「ディグリーフリップ 」を使用すれば、遠用と近用でプリズム値を変えることができます。

 

私用のメガネ 遠近累進メガネ

自分用のメガネを作りました。

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フレームは丸メガネ研究会オリジナルフレーム「ピアストル

ピアストル』は、全体に軽やかで知的な雰囲気を醸し出すために、レンズを覆う部分や智や腕をかなり細く作ってあります。

ピアストルは、2サイズ(大きい方と小さい方)で、色はそれぞれ3色づつ。
どれも落ち着いた色で、伝統的な雰囲気を尊ぶ丸メガネによく合った色です。

腕も個性的で、いろいろな顔の大きさに対応できるよう、フィッティング性能を向上させつつ弾力性を持たせてあります。
それでいて、ブリッジ(中央部の棒パーツ)は、しっかりとした堅牢性を保持。その秘密は、伝説の高級素材「サンプラチナ」にあります。

レンズは遠近累進レンズ、「ルティーナ  レゾナスHX」

ルティーナは、従来の一般的な眼鏡レンズにおける400nmまでの紫外線をカットする機能に加え、さらに400~420nmの光をシャープにカットする機能を持っています。

400~420nmの光は、ルテインとリポフスチンの光吸収特性がオーバーラップする波長範囲であり、効果的に活性酸素の発生や、ルテインの劣化を抑制します。

 また、400~420nmの光は、可視光の中でも感度の低い波長であり、暗所視機能の低下や、最近研究が盛んにおこなわれているサーカディアンリズムへの影響も少ない波長です。何より、レンズへの着色が最小限に抑えられています。

 ルティーナを日常的に装用することは、サプリメントを摂取するように、眼を健康に保つ効果が期待できると考えます。

 東海レンズHPより

ルティーナはメガネ屋仲間が

いや驚くほど 眼の奥が楽です!

全て・・このレンズでOKです。 
サングラスはもう不要ですね。
そして 寝付きも非常に早くなりました!

と言って紹介してくれたレンズです。

実際に私が1週間ルティーナを掛けてみて・・・・。

夜中にトイレにおきることがなくなりました。

ルティーナとの関連はハッキリしたことはわかりませんが、なんらかの効果があったということで・・・。

まぁ、こういうレンズの効果は個人差がありますからね・・・・。

眼や体の健康を気にするかたには、おすすめしたいレンズです。

セルロイドフレーム

セルロイドフレームの入荷です。

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クリングス付5㎜セルロイド。

鋲、丁番、クリングスにはイエローゴールドメッキを付けています。

セルロイドフレームの特長は、

復元性が非常に大きく、衝撃にも強いです。

使用感もアセテートフレームと比較しても良好です。

眼科処方のメガネが見えづらい 20

眼鏡新聞 「メガネ相談」

今週号にも眼鏡処方箋がらみの相談が載っていました。

極度の近視で乱視もあり、作ったメガネはかけられず、くらくらしてしまう。

 処方箋で作ったが、医者より眼鏡店で作った方が良かったこともある。

極度というのは強度のことでしょう。

強度近視のかたの検査は通常の検査よりも難易度が高くなります。

頂間距離 にもシビアに留意しないといけないし、光学的斜位が検出されないようにしないといけません。

強度近視のかたは、頂間距離によって矯正効果も大きく変動します。

眼科で測定した頂間距離と実際に調製したメガネの頂間距離が違えば、見え方なども変わるということです。

ですから、それを防ぐには調製する枠を先に決めて、その枠での頂間距離に極力近い状態になるようにテストレンズをテスト枠にセットして、検査から装用テストまで行ったほうがいいのです。

でも眼科ではそういうことはできません。

だから眼科処方での見え方などのクレームが寄せられるのですね。

光学的斜位とはテスト枠と目の位置関係が適切でなく、それにより斜位が検出されることです。

Tesu671このセッティングでは、正確な検査ができません。

テストフレームでの検査は、まずお客様のお顔に合わせて、テストフレームの調節(セッティング)をしていきます。

この作業は重要です。テストフレームが適切な位置にセッティングされていないと、正確な検査ができません。

当店が使用しているテストフレームは
・左右PD
・前傾角
・鼻幅、角度
・テンプル長
の調節ができるようになっています。



Tesu681 ←テストフレームを調節して正しいセッティングをしていきます。

そもそもレンズはプリズムの集合体ですから、そういったことがおきるのです。

ま、もっとも眼科では眼位の検査を細かくしているところは少ないですが・・・。

だから、眼科処方では「なんだか焦点が合いづらい。疲れる・・」というクレームになりやすいです。

相談者のかたは「眼鏡店の方が良かったこともある」と言っているということは、いくつかメガネを作って、眼科の方が良かったこともあるのでしょう。

それはそうでしょうね。

眼鏡店のレベルの差は大きく、極端に低レベルなメガネ店もあります。

特に検査とフィティング調製技術は店によって大きく差があります。

商売熱心にやっている店が技術が高いというわけではなく、テレビで宣伝しているから大丈夫ということもありません。

ですからその点では「眼鏡店処方のほうが絶対にいいです」とは言えません。

強度近視のご相談は強度近視のことを真面目に勉強している「ウスカル会 」の会員店にどうぞ。

眼科処方のメガネが見えづらい 19

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」

眼鏡処方箋の不具合をメガネ店が負うことは、正常なアフターサービスだとは思えません。

メガネ店は店の責任ではないのに、なぜレンズを交換をするのか。

眼科からの要求を受け入れないと、何をされるか、何を言われるかわからないから・・・。

その恐怖は十分わかります。

メガネ屋は弱い立場ですからね。

でも理不尽な要求を受け入れることにより人間は腐っていきます。

腐ってくると眼鏡技術者の矜持は失われていきます。

矜持を失えば・・・・堕落し不正が発生することは昔からよくあることです。

まぁ、自分は商売人だとわりきってしまえば矜持も必要ないでしょうが、メガネ屋は商売人であり技術者でもあるので、その葛藤に苦しんでいる人もいるでしょう。

私も苦しんでいた一人でした。

商売優先か技術優先か・・・・。

眼鏡士とすれば、できれば技術優先でいきたいが、それを優先すればするほど経営的に厳しくなる面もでてきます。

だけど、眼鏡士の矜持と無料補償を天秤に乗せてみると、矜持が重たかった。

「弊害の多い無料補償は受け入れるべきではない」との結論に至ったわけです。

眼科とのしがらみもないし・・・・。

でも、「できれば技術優先で・・・」と言っているぐらいですから、胸を張って「眼鏡士です」とはいえませんね。

この業界で本当の眼鏡士は何人いるか・・・。

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」ことの原因を作っているのもエセ眼鏡士かも知れません。

メガネ屋が良心的なアフターサービスをしようと思えば、

眼鏡処方箋調製メガネでの不具合を訴えられたら、「当店は眼科処方箋通りに作っています。そういうことは眼科に言ってください」と言うのではなく、

 「では、当店で検査してみましょう。見えづらい原因を調べてみます」と、して、

 適切だと思われる度数があった場合、アフターサービスでレンズの交換をすればいい。

と、私は思います。

もちろんアフターサービスは無料ではできません。対価をいただかないとマトモなアフターサービスはできません。

でも、この対応は眼科と患者さんと店との兼ね合いで難しいこともあります。

あー、なんだかね・・・・。

眼科処方のメガネが見えづらい 18

で、アフターサービスです。

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」となった場合、

一部の眼科はメガネ屋が無料でレンズの交換をすることをアフターサービスと決めつけているようにも見受けられます。

「これもアフターサービスの一環です」とサービス業のメガネ屋が言った場合、商売上のテクニックとしてそれはまぁー許せるとしても、専門職の眼科が言うのはどうも違和感があります。

だって、眼鏡処方箋無料交換は良質のサービスを提供しているわけではないし、メガネ屋も経営のために仕方なくやっている店も少なくないでしょう。

無料補償制度はユーザーが困らないようにという制度ではなく、眼科が困らないようにするためのものだと思います。

メガネ屋は無料交換をアフターサービスと言われるとプレッシャーを感じるでしょうね。

「アフターサービスをしている店は良い店で、しない店は悪い店」と、言われかねないと・・・。

「無料で交換してくれるメガネ店をすすめるのは、あなたのためを思っているからですよ」と患者さんに言う。これも違和感を覚えます。

メガネ屋も営利企業ですから、たいていは商売のためにやっています。

メガネ屋が損得勘定で動くのは仕方ないことです。

無料で交換しても損のしないような仕組みを考えるのは当たり前です。

そんなことはわかりきっているのに、

「とにかくメガネ屋は無料で交換することが一番で、メガネの内容はどうでもよく、無料で交換することによる弊害が出たとしても、そんなことは知ったことでない」

と考えるならば、結局シワ寄せがくるのはユーザーです。

もし、眼科がユーザーの経済的な面をおもんばかるのであれば、「診療代金などを安くすれば」と思いますが、まぁそれは眼科も利益がないとやっていけません・・・。

なので、正確な情報を患者さんに与えるならば

医療に100%はありません。

上手くいく場合もありますが、上手くいかないこともあります。

メガネ調製も同じです。眼科処方でも結果的にイマイチ・・・・ということも起こりえます。

そんな場合、医療機関は結果責任を問われることはありません。

もし、結果責任を問われるようになれば、誰も医師にならないでしょう。

つまり、処方結果が悪くてレンズ交換になった場合でも、病院はレンズ代金を弁償することはありません。

また、再処方したとしても、その結果が上手くいくかどうかも不確実です。

ですから、治療を目的としない成人の普通のメガネ処方は、メガネ店に委ねることも検討してください。

 メガネ店は通常結果責任をとってくれます。

なお、「眼科処方箋無料補償します」と謳っている店もありますが、これはアフターサービスというものではありません。

無料補償という呼び水で商売を有利に働かせようとしているものです。

商売上のテクニックに惑わされないように、総合的に判断してメガネ店を選んでください。

メガネ店選び(店主選び)はあなたの目やメガネによって重要な作業です。!

どうでしょうか・・・・。

でも正確な情報を与えることにより、混乱が起きるかも知れませんが・・・・・。

ウスカルフレーム「セビオス」

セピオス 」というデザインセンスに優れた穴空きタイプのウスカルメガネフレームが新たに登場しました。

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穴空きタイプではないウスカルメガネフレームでは、なんとなく顔より小さいメガネをかけているようだ。と言うかたに、この穴空きタイプのウスカルフレームはうまく適合します。

どちらかといいますと、顔幅もあってPD(瞳孔間距離)も広め、というかたによりよく合うフレームです。

眼科処方のメガネが見えづらい 17

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」

メガネ店のアフターサービスとは。

・メガネお買い上げのメンテナンス

・メガネの曲がり直し

・メガネのご相談

などがあり、

視機能トレーニング、目に関するご相談もアフターサービスに入るでしょう。

メガネはアフターサービス、アフターケアを必要とする商品です。

なので、通常メガネの販売価格にはアフターサービス代金も含まれています。

では、

「当店価格¥50000円のメガネを¥25000で販売します」というのはアフターサービスと

いえるのでしょうか。

これはアフターサービスとはいえないでしょう。

商売上のテクニックであり、一つの販売方法ですね。

「もしメガネの具合が悪い場合は、何度でも無料で交換します」と宣伝しているものも同じ類で、アフターサービスというよりも「無料交換商法」という販売方法でしょうね。

ところで、病院は患者さんに正確な情報を与えなければいけないと思います。

その情報を基に患者さんがどの選択をするかの判断を患者さん自身で決めるべきだと思います。

たとえば、

この薬は副作用がこれこれありますが、病気が治る確率も高いです。とか・・・・。

まぁ、こういうことは当たり前にやっていることですね。

しかし、メガネに関しては眼科はどうか・・・・、

「遠近累進メガネは掛けづらいからダメ」、と決めつける眼科医もいらっしゃいます。

えーそんなー、遠近累進レンズが苦手なかたも確かにいらっしゃいますが、これだけ普及しているということは、かなりのかたが快適に掛けておられるという証拠ではないでしょうか。

この先生は、遠近累進の処方をすることが苦手だったかも知れませんね。

遠近累進レンズは種類もタイプも多いので、それに合わせて検査をするのも大変です・・・。

                                                                                                 つづく

乱視について

「乱視について訊きたいのですが」とお電話がありました。

「ご質問の内容はどういったものでしょう」

「私は眼鏡士初心者です。乱視についてお尋ねしたいことがあります」

「そういうご質問はメールでしていただけませんか」

「いや、急いでいるのです!」

「こちらも今は手がはなせません」

「では、あとから電話します」

と。

ちょっとビックリな電話。

おそらく同業者とおもわれるかたが名前も店名も名乗らずに、いきなりそんなことを訊きますか!

知りあいでもないし・・・・。

まさか「眼 がん 鏡士 きよし」さんという一般の人でもないだろうし、

どうもよくわからん・・・。

電話の向こうの状況は想像できるのですが、こちらは仕事中だし、電話のマナーも考えてよ。(自戒もこめて)

結局、あとから電話がかかってくることはなかったのですが、電話がかかったきたときのことを考えて乱視に関する本などを用意はしていたのですがね・・・。

まぁ、初心者の眼鏡士さん頑張ってくださいな。

眼科処方のメガネが見えづらい 16

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」

屈折検査(遠視、近視、乱視の検査)や、眼位(視軸の向き)検査では、過度の緊張は検査結果に影響を及ぼす恐れがでてきます。

緊張の影響は調節に、調節は輻輳に連鎖していきます。

つまり、「いかに過度の緊張させないようにするかが、メガネ度数測定のミソです」

ということもいえるのです。

では、メガネ店での検査と眼科の検査ではどちらが緊張しやすいでしょうか?

それは眼科でしょう・・・・。

だって、眼科では患者で、メガネ屋ではお客様になるのですから、自ずと立場が違ってきます。

偉い人の前では緊張しやすくなるのが普通です。

しっかり答えないと怒られる、素早く反応しないとイライラされる・・・と思うことが緊張を呼ぶわけです。

また、早くしないと次の患者さんに申し訳ない・・・と思うこともあるかも知れません。

本当は良く見えていないのに、気をつかって「見えます!」ということもあるでしょう。

心理的な要素で「見えたような気がした」というのも聞いたことがあります。

病院は「日常とは違う不自然な場」で、

環境が違えば度数も違ってくる可能性もありえます。

おそらく「眼科処方箋で作ったメガネが見えづらい」ことの原因の一つにそういうこともあるでしょう。

次に、では検査員はどちらが緊張しやすいでしょうか?

それは、もう圧倒的にメガネ屋でしょう。

私は眼科での検査員の経験もありますから、ハッキリそう言えます。

メガネ屋ではノロノロ検査をしていたり、あいまいな質問をすると「なにやってるの!兄ちゃん」と罵声が飛んできます。

(まぁ、私もベテラン(年がいって)になって最近はほとんどないのですが・・・)

では、検査員の緊張は検査結果に影響を及ぼすでしょうか?

はい、影響を及ぼします。でも悪い影響ではなく良い影響です。

メガネ屋初心者のころは、悪い影響になっていたと思いますが、経験を重ねる内に良い影響に変えるテクニックが身についてくるのですね。

緊張=集中ですね。ベテランの味とでもいいましょうか・・・

眼科では検査員が罵声を浴びせられることも少なく、自分のペースで検査をすることができます。(すべてではありません)

その点では緊張感は少なくてすみます。

また、処方でクレームになったとしても「無料でレンズ交換 」をしてくれるメガネ屋が存在します。

「処方はおおざっぱでいいや、再処方しても痛くも痒くもなし、再処方することにより眼科に利益もでるし・・・」という気持ちが芽生えてくるかも知れません。

無料補償交換制度がユーザー本位の制度とは、とても思えません。

そうなると真剣勝負をしているメガネ屋と比較しましと、どうしても緊張感が希薄になります。

緊張感なし=集中力なし。

「検査員の意識が違えば度数も違ってきます」

「眼科処方箋で作ったメガネが見えづらい」ことの原因の一つにそういうこともあるかも知れません。

眼科処方のメガネが見えづらい 15

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」

メガネを通販で購入するかたもいますが、

通販では

・お顔に合う枠を選ぶのは困難です。

お顔に合わせて調整することができません。

眼に合わせて度数の調整をすることは困難です。

眼に合わせてレンズの中心位置を設定することができません

売ったら売りっぱなし、買ったら買ったきりになります。

・もし、見え具合が悪くてもどうにもなりません。

もし、耳や鼻の当たり具合が悪くてもどうにもなりません。

アフターケアを受けるのは困難です。

なので、日本眼鏡技術者協会 はメガネの通販を禁止しています。

おそらく、眼科も通販は好ましいこととは思っていないでしょう。

でもその理由が

・キックバックが受け取れない

・無料でレンズの交換をしてくれない

で、なければいいのですが・・・・。

眼科は「重要なフィッティング調整を放棄しているメガネ通販業者はダメですよ」

と、そういう面で声を大にして言ってほしいですね。

そうすれば「眼鏡処方箋で通販でメガネを作ったところ、見えづらい・・・」などの解決しようがない相談事が少なくなります。

眼科もメガネの大切さはわかっていると思います。

でも皮肉なことに、通販の温床になっているのが眼鏡処方箋なんですね。

(通販業者は「メガネの度数は眼鏡処方箋をご提示ください」とやっています)

強度近視のかたのメガネ「シャノアス」

ウスカルフレーム「シャノア ス」の入荷です。

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ほんのすこしだけ上がりマユの、伝統的スタイルを強く思わせるオーバル(だえん)の玉型を持つ眼鏡です。

単純なオーバル型も、その潔(いさぎよ)さが良いのですが、こちらの「シャノアス」のオーバルは、フレンチシックな視点から焼き直されたオーバル。

「40□24」と「40□20」の2つのサイズを持つこのモデル、高級感と親しみやすさという相反する要素を両立させた、ありそうでない玉型をしたメガネとなっています。

複視の事例 9

複視の事例9 」をアップしました。

https://hamatami.cocolog-nifty.com/diary/2016/06/post-222a.html

ある日、朝起きたらモノが二つに見える。

この世界、この恐怖、「スワー、何がおきたのだ!どうなっているんだ・・・」

マトモに歩けないし、車の運転などは事故を起こしにいくようなものだ。

そんな絶望的な気持ちで、どうにか眼科に行く。

でも眼科では「ウーン、複視の原因はわかりませんね・・・」と。

「原因がわからないので、対処のしようもありません。様子を見ましょう」と。

「なんだよ、それは」絶望的な気持ちが深まるばかり、

複視のままで、様子を見ていては重要な仕事ができないよ。

仕事は や す め な い の 

なんとかしてくれるのが病院じゃないの!

いえいえ、病院がすべてのことができるわけではありません。

複視を解消するための光学的対応として「プリズム眼鏡で矯正」という方法があります。

プリズム矯正は手術と違って、安全な対応方法です。

でも眼科は手術は専門であっても、光学的対応は苦手な面があります。

手間暇がかかるメンタルな対応も忙しい眼科では難しいでしょう。

それに突然複視は一過性のこともあるし、自然治癒することもあります。

もし眼科がプリズム処方をしたとしても、眼位の変動が予想されます。

プリズム値が変わるたびに「無料で交換してくれるメガネ屋で・・・」と言うのもおっくうでしょうね。

そんなことで「様子を見る」という対応になったのも仕方ないかも知れません。

原因不明の外眼筋麻痺は脳のトラブルも考えられます。

プリズム眼鏡で眼位を整えることにより、脳の混乱が少なくなります。

脳に働きかけるのがプリズム眼鏡です。

メンタルな部分もケアしていくのが、眼鏡士です。

なお、突然に複視になったかたは、まずは眼科か脳外科を受診してください。

 

たべたのだあれ

今日の高知新聞に、

「弱視」など目の障害を幼児期に発見して治療につなげようと、高知県内の企業や医療関係者が連携し、絵本を使った視力検査キットを開発した。

ランドルト環の記号をドーナツに見立てどの動物が食べたかを答えてもらう。

という記事http://www.kochinews.co.jp/article/56007/が載っていました。

弱視は「いかに早期発見するか」がとても重用ですから、このような検査キットは大いに役にたつでしょう。

ただちょっと気になることは、この検査キット「たべたのだあれ」ですが、

当店には「たべたのだれかな?」という絵本が置いています。

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https://hamatami.cocolog-nifty.com/diary/2016/01/post-4953.html

著者は桃山大学教授の高橋ひとみ先生です。

2015年 11月25日に発行されています。

絵本とキットの違いはあるけど、タイトルも内容的にも同じようなもの・・・・。

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ならば、「この絵本を参考に作りました。それでこの部分をよりわかりやすいように・・・」という感じの注釈があってもいいのではないかと思います。

いや、記事ではまったく独自に考案したように書かれていますが、これでいいの?

それに高橋ひとみ先生が監修された「たべたのだあれ?」というキットは前から出ているし、このアイデアは高橋先生が特許として登録しているのではないでしょうか。

なんだか腑に落ちない。

けん玉とルービックキューブ

けん玉とルービックキューブを購入しました。

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けん玉は体幹を鍛えることができるし、眼の運動にもなります。

眼の運動は脳の活性化に繋がります。

ルービックキューブも脳のトレーニングになります。

とりあえず、マニュアルを見て1面揃えることができました。

そして、1週間後・・・・、

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やっと6面が完成しました。

もちろん、マニュアルに頼って攻略できました。

これ、マニュアルを見ないで、攻略できる人は天才ですね。

6面は私の脳では無理です・・・・ 1面はできるのですが・・・・。

まぁ、複雑なマニュアルを見て指先を動かすことも老化防止になるので、私にはこれで十分です。

サンプラチナ製フレーム

サンプラチナ製のメガネフレームが入荷しました。

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サンプラチナはニッケル・クローム合金でわが国独自の製品です。

耐食性が良好で変色度、光沢永続性などにすぐれています。

加工性、ロー付け性もすぐれています。

昭和2年より販売されていますから、より昔風の素材です。

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素材にもこだわるかたにおすすめの合金フレームです。

今日は峠まで

10月13日(木)曇り時々晴れ

涼しい。サイクリングには最適な温度。

気持ちがいいので今日は、山の頂上(峠)までいってみよう。

だけど、ここ何ヶ月も頂上までは行っていないので、いけるかな・・・・。

不安ながらもバクチの木を通過し、Dsc00153

ヨレヨレになりながら、なんとか峠に到着。

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フハー、疲れた!

山を登っているときは「なんでこんなしんどいことしているんやろ・・・」と思いながらペダルをこいでいるときもあります。

でも峠についたときは達成感がみなぎってきます。

まぁ、仕事も同じですね。

苦しみがあるから喜びが大きくなる・・・。

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眼科処方のメガネが見えづらい 14

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」

『大人の眼鏡調製の場合、病気が心配なかたは眼科で眼のチェックをしてください。

 そして、眼には病気がないということであれば、メガネ屋で使用目的、用途用法に応じてメガネを調製してください』

普通のメガネ調製はメガネ屋に委ねたほうがややこしいことにはなりません。

責任の所在がハッキリするからですね。

メガネ屋調製であれば、もし、困ったことがあればメガネ屋に相談すればことがすみます。

眼科にメガネ相談にいくこともありません。

それに「病気がない」ということがわかれば、メガネ屋も安心してメガネが作れます。

ですから、眼科もメガネ屋も上手に利用していただきたい・・・と思っています。

繰り返しますが、

病気の相談は眼科に、

治療を目的としない普通のメガネの相談はメガネ屋に、

そもそも眼科の検査とメガネ屋の検査は目的が違うのですから・・・。

眼科処方のメガネが見えづらい 13

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」

眼科では、近見度数を30㎝の距離で測定しているところがあります。

通常、この「万国式近距離視力表」Dscn06981


などは30㎝で検査するようになっていますから、30㎝で測定することには問題ありません。

でも「老眼鏡は30㎝の距離で合わせた度数で作ることに決まっています!」という眼科医もいます。

これは、もう??????で、唖然とします。

そんなこと法律で決まっているわけでもないし、強制されるものでもありません。

老眼鏡もそのかたの使用目的距離などによって調製します。

目的距離が30㎝ぐらいで、細かい作業が多いかたはやや強め、

40㎝前後で使用するかたは基本度数で、

50㎝で使いたいかたはやや弱めで、

という感じで臨機応変に度数調整をします。

「老眼鏡に絶対に決まった度数などありません」というのがメガネ屋の常識です。

30㎝で測定した度数で、そのまま近用度数とすると、

遠近累進メガネを初めて掛けるのに、加入度数が+3.00Dなんてことになるんですね。

これはあくまで目安ですが、

遠近累進メガネが初めてのかたは、加入度数は+2.00Dまでとし、

40歳代 +1.00D~+2.00D

50歳代 +1.50D~+2.50D

60歳代 +2.00D~

というぐらいで調製することが多いです。

 

 

 

いの町 町長選挙

今月はいの町 町長選挙があります。

それで、高知新聞には「いの町の課題」の記事が載っています。

新聞によりますと、

町中心部の商店街では、この10年で20店舗がシャッターを下した。

理由は高齢化や経営難など。現在営業しているのは70店舗のみとなった。

町は商店街のシャッタ-通り化の解消に向け空き店舗などを活用して開業した人への家賃補助事業を行っている。

とのこと。

商店街の活性化・・・難しい課題でしょうね。

家賃補助をしたからといっても、店に魅力がないとお客さんはきてくれません。

その魅力をどう作るか・・・が課題だと思います。

魅力作りは一朝一夕にできるものではありません。

勉強もしないといけないし、内容のある体験も必要でしょうね。

経験などに基づいた知恵も必須になってきます。

つまり、ありきたりですが、

「人を育てることが大事ですよ」ってことではないでしょうか。

人を育てるにはどうすればいいか・・・○○町長の手腕に期待しましょう。

店の物語、町の物語が、いの町には必要だと私は思います。

清岡幸大郎 国体 準V

本日、高知新聞のスポーツ欄に

「清岡準V」の見出しが躍っていました。

一体誰がこの快挙を予想しただろうか。レスリング少年男子フリースタイル50キロ級の清岡 幸大郎が高校王者らを次々に破り見事な準優勝。

いやー、凄いですね。

高知南中の清岡選手は全国中学チャンピオンにもなっているので実力があるのは間違いないけど、高校王者も破ったのですから、たいしたもんです。

彼の今後が楽しみです。

今後というのはもちろん、東京オリンピック!

メガネ屋から言わせてもらうと、彼は目がいいんですね。

目といっても清岡選手の目は測ったことがないので、視力はわかりません。

目の表情、目の輝きがいいんですね。

こういう目の選手は伸びますよ、きっと。

高知から出るオリンピック選手に期待しましょう。いやメダリストに期待しましょう。

頑張れ!清岡幸大郎

かわいいパソコンメガネ

かわいいパソコン用メガネ(度なし)が入荷しました。

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パソコンやスマートフォンなどから発するブルーライトを約38%カット。

眩しさやチラツキの原因となるブルーライトを抑えてくれるパソコンメガネ。

テンプル(腕)が曲がるようになっていて、メガネを立てて置くことができます。

5000円+税

眼科処方のメガネが見えづらい 12

今週号の眼鏡新聞にも眼科処方に関する相談が載っていました。

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「処方メガネの不満」

 眼科の処方箋を持って眼鏡店で発注した。作られたメガネが遠近両用かと思ったが中間が見えづらい。

このメガネが遠近累進メガネだとしたら、

中間が見えづらい・・・ということの原因の一つに「加入度数のあたえすぎ 」ということが考えられます。

遠近累進レンズの欠点として、加入度数が強くなればなるほど累進帯長(遠用部から近用部までの間)や近用部付近の視野が狭くなります。

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視野の狭さを「見えづらい」と訴えるかたも少なくありません。

加入度数1.00Dと3.00Dの写真です。

実際の見え方ではないのですが、1.00Dと3.00Dの違いがわかると思います。

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1.00D↑   3.00D↑

1.00Dよりも3.00Dのほうが像のユレ歪みが大きくなります。

では、3.00D加入度の累進レンズはとても掛けづらいかといいますと、そうでもないのです。

像の歪みなどは、ベースの度数によっても違ってきます。近視のかたと遠視のかたでは、視野の広さも違ってきます。

Rereb1 ←左右で度数差の大きい私のメガネ

像の歪みが少なくなるようなベースの度数であれば、多少加入度数が強くても問題ないときもあります。

要するに、、あたり前ですがメリット>デメリットです・・・・。

ユレ感のや累進帯の視野の点では、加入度数は弱めた方がいのですが、弱めると近用部での見え方が落ちるデメリットもでてきます。

メガネはやはり見るための道具ですから、見え方の悪いメガネもいけない訳です。

たとえば、遠近累進レンズが初めてで、加入度数が3.00Dなんて処方は、メリット<デメリットでクレームになる確率がグゥーーーと高くなります。

でも、こういうことを知らない眼科は平気でこういう処方をするんですね・・・

これが、前眼鏡加入度数が2.50Dだとしたら、加入度数を3.00Dにしても、大丈夫な確率が高いです。

まぁ、眼科はどんな処方をしたとしても尻拭いをしてくれるメガネ屋がいる限り、気楽なもんかも知れませんが・・・・。

久しぶりのサイクリング

10月6日(木)

久しぶりの晴天、久しぶりにサイクリング。

天気が待ち遠しかった・・・・ので、最高に気持ちがいいサイクリング。

なんだか空には細長い雲が・・・・Kc3p0102

これって、飛行機雲・・・でもちょっと違う・・・ひょっとしたら地震雲?ちょっと不気味。

まぁ、そんなことよりもサイクリングを楽しまなきゃ・・・。

でも、台風の影響で山は荒れている。Kc3p0101

ビビりもって走行する。

緊張して疲れた・・・

昼食はここで谷川のせせらぎをBGMにして、おにぎりを食べる。

Kc3p0103

眼科処方のメガネが見えづらい 11

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」

それでも、やはり遠近累進メガネも眼科処方で作りたい・・・・というかたのために、

ちょっと豆知識を・・・、

「PD(瞳孔間距離)だけは、メガネ屋に測定してもらってください」

遠近累進レンズは、通常右と左のPDにアイポイントを合わせて調製します。

Photo

右のPDが32mmなら、アイポイントは32mmに

左のPDが30mmなら、30mmで作ります。

ところが眼科処方では、PDは左右合計のPDを記入しているところがほとんどです。

たとえば、 「遠用PD 62mm 近用PD 60mm 」  とか。

処方箋通りに作るとなると、合計PDを半分にして作ることになります。(右 31mm、左31mm)

これがマズイことになる恐れがあります。

人間の顔というものは左右対称というかたは少なくて、PDも「鼻の中心から左右でまったく同じ」というかたもほとんどいないからです。

左右で5mm以上違うかたもいます。

遠近累進のレンズの構造上、アイポイントと左右のPDが違ってくると、さまざまな問題がおきてくることがあります。

「まっすぐに見るとなんだかボヤケル・・・」、「なんだかモノが歪む・・・」とか。

眼科によっては、左右別々のPDを記入してくるところもありますが、これも精度的にはイマイチです。

遠近累進レンズの場合、フレームによってもPDを調製しないといけないからです。

つまり、フレームのブリッジの中央から右のアイポイント、左のアイポイントを設定する。ということです。

Photo

という訳で、遠近累進メガネの処方は「PDはこちらで測定してください」とメガネ屋に依頼されたほうがいいのですが、それすらも拒否するメガネ屋があるかも知れません。

それは、眼科のPD通りに作らないと、眼科に何を言われるかわからない。

店の悪口を言いふらされたら大変だ・・・・といったメガネ屋の事情もあります。

弱い立場のメガネ屋は、ユーザー本位でなく眼科本位になるのは、仕方がない面もありますが・・・。

なお、通販ではPDも正確に測定することができません。

遠近累進に応じた適切なフィッティング調整もできません。

通販で遠近累進メガネを購入するのは無茶です。

眼科処方のメガネが見えづらい 10

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」

もし、眼科処方で遠近累進メガネ (さかい目のない遠近両用メガネ)を作りたい場合。

これはリスクが高いと言っておきましょう。

https://hamatami.cocolog-nifty.com/diary/2016/09/post-cd57.html

遠近累進レンズの処方は、

単焦点レンズと比較して、さまざまな配慮が必要ですし、遠近累進レンズのタイプや設計などの情報が必要になります。

遠近累進レンズは、各レンズメーカーによって設計が異なっています。

その設計やタイプに応じて、度数調整をしていきます。

もちろん、それだけでなく、個人個人の用途、用法を考え、前眼鏡度数、年令、性格、適応能力、などを考慮に入れていきます。

これだけのことが眼科でできますか・・・・?

遠近累進レンズを掛けたこともなく、遠近累進レンズの詳しい知識もない眼科(検査員)では難しいのではないでしょうか。

遠近累進レンズに精通している眼科は少ないと思います。

では、どうすればいいか・・・・。

「眼科におまかせします・・・・」はやめたほうがいいです。

積極的に眼科に要望を伝えてください。

一つの方法として、

「遠近累進レンズの処方は拒否する」ということがあります。

これは、眼科では遠用度数として単焦点レンズの処方をしてもらい、

加入度数 (近用度数)の調整は、メガネ屋に依頼するというものです。

そうすれば、メガネ屋が遠近累進のタイプに応じていろんな加入度数の提示が可能です。

ただし、眼科によっては「加入度数はメガネ屋に・・・」と言うと、イヤな顔をするかも知れません。

それに、眼科にはそういうことは言いづらいというかたも少なくないと思います。

そういう場合は「遠方用の処方をしてください」と眼科に言いましょう。

あとは、どんなレンズで作るのかは自由なんですから。

眼科も遠方用の処方だけのほうが楽ですし、双方にメリットがあると思います。

眼科処方のメガネが見えづらい 9

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」

ということを避けるためには、治療を目的としない普通のメガネ調製は検査も含めてメガネ店に委ねることです。

そうすれば責任の所在もハッキリします。

眼科とメガネ店のたらい回しになることもありません。

眼科に支払う検査料金もいりません。

眼科に支払うキックバックもいりません。(キックバックは指定店などが眼科に支払っていることがあります。その費用は結果的にメガネ代金に含まれている可能性があります)

でも、メガネ店で処方する場合、残念ながらメガネ店によってレベルの差は大きくデタラメな心取りをするメガネ店もあります。

特にレベル差が大きいのは、検査技術とフィッティング調整技術です。

メガネ店は店(店主)選びがとっても大事です。

そいうこともあるので、絶対に眼鏡店処方のほうがいいですよ・・・とは言えません。

それに、「眼鏡処方箋」は病院が発行する重たい書類でもあります。

重たさの感じ方は人それぞれですが、眼鏡店処方よりも威厳があるのは間違いないでしょう。

たとえば、眼科と眼鏡店でまったく同じ度数で処方しても、眼鏡店処方ではダメ・・・・ということも考えられます。

眼鏡処方箋を信奉するかたもおられます。

では、そのようなことや、何らかの都合でメガネ調製は、眼科処方で作りたいかたのために、

「見えづらい・・・」ということがおきなようにするには・・・・を具体的に考えていきましょう。

眼科処方のメガネが見えづらい 8

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」場合、

たいていはメガネを購入したメガネ店に訴えられます。

「見えづらい、具合が悪い・・・」と。

で、訴えられたメガネ店では「眼科処方で作っていますから、そういうことは眼科に相談してください」と言います。

まぁ、これが普通なんですね。

それは、そうです。「では、当店で再検査して、眼科処方の問題点を探ってみましょう」なんてことをすると、眼科との間でややこしいことになり兼ねません。

ややこしいことは避けようとするのは人情として仕方ありません。

それに、たてまとしては「眼科処方はメガネ店で変更してはいけません」というのも存在しています。(絶対的なものではありませんが・・・・)

当店でも眼鏡処方箋は基本的に尊重しています。

処方度数の精度は別として、お客様が「処方度数で作ってください」と意思表示をされていますから、それに従うのは当然です。

ただしお客様が「処方箋に不安があるので、こちらでも検査してください」とお申し出があれば、当店はそれに従います。

この場合、眼科処方よりも当店処方のほうが具合が良さそうで、当店処方度数で調製することになった場合は、お客様と当方との共同責任になります。

また、当店から処方箋度数に疑問を呈することもあります。

その場合、当店で再検査をするかしないのかの判断はお客様に委ねています。(当たり前ですが)

こちらにもどうぞ→「眼鏡処方箋でメガネを作ると・・・」、

当店はどこの眼科ともしがらみはありません。指定店にもなっていません。

なお、誤解のないようにお願いしたいのは、私が述べているのは「大人への処方箋」に関してです。

眼科処方のメガネが見えづらい 7

「眼科の処方箋が作ったが見えづらい・・・。どこに相談したらいいの」

回答はいつものように「眼科に相談してください・・・・」

眼科に相談しても、再検査もしないで「この度数で合っています!」と言うこともあります。

「この度数で合っています」・・・・何を基準にそう言っているのだろう。

これが不思議です。だって調製度数に唯一絶対に正しい度数なんて存在しないのですから。

いくら細かく丁寧に測定し、いろんことを考慮に入れて処方しても、患者さんがダメと言えば、それはペケのメガネになるのですから。

それだけ、個人個人に合わせて適切にメガネを調製することは難儀なことでもあるんですよね。

そもそも、眼科とメガネ屋では屈折検査をする目的が違います。

 眼科はどれぐらい視力が出るのかの検査が主で、メガネ屋ではメガネ調製のための検査をしていきます。

完全矯正度数でOKの人もいれば、乱視を弱めたことで、「具合が悪い」とおっしゃるかたもいます。

本当の乱視軸は80度なのに90度で処方したメガネは間違っているのか。

間違いとはいえないでしょう。違和感を少なくする目的で90度で処方することもありますから。

その時の環境や精神的なことで、メガネの成否が左右されることもあります。

私はメガネ業界での経験が40年以上になりましたが、未だに試行錯誤しています。

まぁ、それが当たり前なんですよね。すべて完璧なんてありえないですから。

それなのに、眼科の「合っています。問題ない」の一言、これはやや傲慢・・・・。

いや、傲慢は言い過ぎか・・・病院の性質上おかしいと感じても「正しい、合っている・・・」といわざるを得ない面もあるかも知れません。

でも、ちょっと配慮に欠けているのではないでしょうか。

適切な度数と思って処方したとしても、患者さんが具合が悪いと訴えているのですから、素直に耳を傾けて対策を考えるべきではないでしょうか。

でも、その対策として、再処方をし、「この処方でメガネ屋でレンズを交換してください、どこのメガネ屋でも無料で交換してくれます」と言う眼科。

これって、なんだかおかしいです。

無料でするもしないも商売上の方針ですから、店によって方針は異なります。

無料補償をしている店は、無料補償という呼び水で、商売優先にメガネを販売したい店がそうしているだけのことです。

なんでもかんでも無料補償することは、秩序が乱れ、安易に無料補償をすることによる弊害もどこかで生じて、倫理的にもお客様のためにもよくないと考える店はやらないでしょう。

それなのに、眼科の都合で無料で交換しないメガネ屋を非難する。

無料で交換しないメガネ屋を選んだあなたが悪いと患者さんを非難する。

これはどう考えても傲慢だ!

眼科処方のメガネが見えづらい 6

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」

単焦点レンズの処方だった場合を考えてみましょう。

考えられる原因は、

① 眼鏡処方箋への記入ミスなど

② 説明不足

③ 頂間距離の問題

④ メガネ屋の加工の問題

④ メガネ屋の加工の問題とは、

加工の不備で「見えづらい・・・」ということもあります。

・強度乱視なのに、乱視軸が5度以上違っていた

・強度近視なのに、心取り が大きくずれていた

などです。

まぁ、だけどメガネ屋では通常仕上がりチェックをしますから、この問題は少ないと思います。

(メガネ屋の中には、こんなメガネ屋もいますが・・・・

では、見えづらくなる加工の問題とは・・・・、

レンズのヒズミ 」が考えられます。

レンズのヒズミによって見え方に違和感を覚えることがあります。

「見えるけど、なんだか見え方がヘン!」と訴えるかたもいますし、その違和感を「見えづらい」と表現されるかたもいます。

このヒズミはプラスチックレンズをフルリム(、レンズのぐるり全周をリムで囲んでいるもの)のフレームに入れた場合、どうしても出てしまいます。

少々のヒズミであれば、ほぼ実害はないのですが、レンズの中心部分まで強いヒズミが入ってしまうと、モノが歪んで見える場合があります。

ヒズミはヒズミ計でチェックできますが、そこまでしているメガネ店は少ないでしょう。

眼科でもヒズミ計でレンズチェックしているところは少ないです。

ヒズミ計を置いていたとしても、実害があるほどのヒズミかどうかの判定は、おそらく眼科では困難です。

だって、眼科は加工のプロでもないし、ヒズミでクレームを言われることもないでしょう・・・・。それはクレームから学ぶ体験ができないということです。

ほとんど実害のないヒズミを眼科に指摘されて困った・・・・ということを聞いたことがあります。

なお、ヒズミが気になるかたは、ガラスレンズ がおすすめです。

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