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眼科処方のメガネが見えづらい 6

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」

単焦点レンズの処方だった場合を考えてみましょう。

考えられる原因は、

① 眼鏡処方箋への記入ミスなど

② 説明不足

③ 頂間距離の問題

④ メガネ屋の加工の問題

④ メガネ屋の加工の問題とは、

加工の不備で「見えづらい・・・」ということもあります。

・強度乱視なのに、乱視軸が5度以上違っていた

・強度近視なのに、心取り が大きくずれていた

などです。

まぁ、だけどメガネ屋では通常仕上がりチェックをしますから、この問題は少ないと思います。

(メガネ屋の中には、こんなメガネ屋もいますが・・・・

では、見えづらくなる加工の問題とは・・・・、

レンズのヒズミ 」が考えられます。

レンズのヒズミによって見え方に違和感を覚えることがあります。

「見えるけど、なんだか見え方がヘン!」と訴えるかたもいますし、その違和感を「見えづらい」と表現されるかたもいます。

このヒズミはプラスチックレンズをフルリム(、レンズのぐるり全周をリムで囲んでいるもの)のフレームに入れた場合、どうしても出てしまいます。

少々のヒズミであれば、ほぼ実害はないのですが、レンズの中心部分まで強いヒズミが入ってしまうと、モノが歪んで見える場合があります。

ヒズミはヒズミ計でチェックできますが、そこまでしているメガネ店は少ないでしょう。

眼科でもヒズミ計でレンズチェックしているところは少ないです。

ヒズミ計を置いていたとしても、実害があるほどのヒズミかどうかの判定は、おそらく眼科では困難です。

だって、眼科は加工のプロでもないし、ヒズミでクレームを言われることもないでしょう・・・・。それはクレームから学ぶ体験ができないということです。

ほとんど実害のないヒズミを眼科に指摘されて困った・・・・ということを聞いたことがあります。

なお、ヒズミが気になるかたは、ガラスレンズ がおすすめです。

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