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眼科処方のメガネが見えづらい 21

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」

「眼科処方箋で遠近累進レンズの調製はリスクも高い」と言いました。

https://hamatami.cocolog-nifty.com/diary/2016/10/post-e43b-2.html

先日も眼科処方箋で遠近の処方を承ったのですが、お客様とのお話合いの結果、

当店処方で調製することになりました。

こんな場合、お客様から眼科に「メガネ屋さんで度数の確認をしてもらったところ、眼鏡処方箋よりもよさそうな度数がありましたので、その度数で調製してもらうことにしました」と伝えてほしいのですが、眼科に気をつかわれるかたもいらっしゃいます。

それはそうです。「こんなことで先生の機嫌が悪くなったら・・・・」と考えますからね。

なので、「処方箋は見なかったことにしましょうか・・・」とか、「眼科には処方箋はなくしたと言われたらどうでしょうか・・・」と言って調製したりすることもありました。

まぁ、だけどこの方法は仕方ないとはいえ、スッキリしません。

で、以前は当店から眼科に「眼鏡調製報告書 」を送ったりしていました。

読んでもらえれば勉強になることもあると思いますが、メガネ調製のための屈折検査(度数検査)にはあまり興味がない先生も少なくありません。

それに「メガネ屋ごときの分際で・・・」と思っておられる先生もいるようです。

おそらくゴミ箱直行になったこともある眼鏡調製報告書ですが、「ちょっと変わったメガネ屋もいるもんだ・・・」と思ってもらえたら、それでもかまいません。

でも、最近は報告書はとんと送れていないです。

光学的なことなどをわかりやすいように書くのは大変な作業ですし、眼科とメガネ屋では専門用語の使い方も違ったりします。

凄く気をつかって書かないといけないので、疲れるのです。

「当院処方の至らぬ点をカバーしていただいてありがとうございます。眼鏡調製報告書、とても参考になりました」とでも言っていただけたら、モチベーションは高くなるのですが・・・。

今回の件も報告書は眼科に送るつもりはありません。

「それでかまいません」と強がりを言ってみても、やはりゴミ箱直行は寂しいですしね・・・・

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