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当店処方のメガネが見えづらい

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」・・・・ではなく、

「当店処方でメガネを作ったが見えづらい」の事例。

60歳代 B様

日ごろは、遠近累進メガネを掛けています。

「今回は、遠近累進メガネではなく、遠方専用メガネを作りたい」とのご希望でした。

それで、屈折検査、眼位検査をし、プリズム入り(以前の累進メガネもプリズム入りです)遠方専用メガネを調製しました。

しかし、後日「これでは近くが見えない・・・」と訴えられました。

や は り・・・・。

B様は中度ぐらいの近視で、20㎝ぐらいの近くのものは裸眼でバッチリ見える眼です。

それで、「裸眼のほうが見やすいから遠近両用は必要ないのでは・・・」と思われて、「今回は遠方専用で・・・」ということになったのでしょう。

しかし、遠方専用を実際に使ってみると、「近くものを見るときにメガネを外さないといけないのは不便。それに、相当と近づかないとモノがハッキリ見えない!」

とのことです。

実は、このパターンたまにあるのです。

なので、当方も「遠方専用ですと、メガネを掛けたままでは近くは見えづらくなりますが、本当にいいですか?」と念を押して確認しています。

テストレンズで近方の見え方も確認してもらいますと「ウン、見えるよ」とおっしゃいました。

それで、不安がありつつ遠方専用メガネを調製しますと、案の定・・・・・。

幸い、B様は当店のお得意様で気心も知っているかたなので、

「ね、だから言ったじゃない」

「それならそうと言ってよ」

いや、言ってますけどね・・・・

B様と当店の共同作業、共同責任で遠近累進メガネに作りかえることになりました。

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