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眼科処方のメガネが見えづらい 22

「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」

今週号の眼鏡新聞には、

レンズメーカーのセミナーで、

両国眼科クリニック院長 岩崎美紀先生が「眼科医は眼病のプロだが、眼鏡に関しては眼鏡のプロ、眼鏡専門店へ相談するようにアドバイスしている」

と、お話しされたとの記事が載っていました。

パチパチパチ 拍手を送ります。

そう言っていただくと、真面目に勉強している眼鏡士はどれほど嬉しいか。

モチベーションもグググーーと高くなります。

メガネ調製の理想は岩崎先生のおっしゃっていることにほかならない訳です。

そうはそうです。眼鏡のプロとはいえない眼科が大人の実用的に快適に使いたいメガネの処方までするのですから。

遠近両用レンズの処方など、どうしても光学的な配慮が足らなくなるのは無理もありません。

苦手な分野はメガネ屋に任せて、しっかりと病気治しに専念してほしいと思います。

岩崎先生のようなお考えの眼科医が日本全国に増えてくると「眼鏡処方箋でメガネを作ったが見えづらい」といういかんともしがたいクレームは少なくなってくるでしょう。

当地でも「メガネのことはメガネ屋に・・・」とおっしゃっていただける先生もいらっしゃいます。

その点では、メガネを取り巻く環境は少しづつはよくなっています。

しかし、依然として「無料補償のメガネ店へいくように強くすすすめる眼科」もあります。

処方したけど身体に合わなないからといって、薬をタダで変えますか!

無料で変えるように薬局に言いますか!

無料で変えない薬局を「アフターサービスが悪い」と言って非難しますか!

そんことはないでしょう・・・・。

無料補償は、ユーザー本位ではなく、眼科本位の考え方ですから、弊害も多いです。

そんなことはわかりきっているのに、やまらない。

ここに病巣があると思います・・・・。

治してくれるお医者さんはいませんか?

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