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同じレンズで作ったが違和感がある

「同じフレームに、同じ度数でレンズを入れ替えたけど違和感があります・・・」とのご相談をお受けしました。

入れ替えたレンズは、前回と同じ非球面設計。でもレンズメーカーは変えたそうです。

まず、違和感の原因として考えられる第一は、

メーカーによってレンズカーブなどが違うからです。

つまり、「同じ非球面レンズでも設計は違う」ということです。

設計が違えば当然、空間視の違和感 は前回と違う感覚になります。

もちろん、違和感の感じ方は個人差も大きく、感じないかたはまったく感じません。

第二は、「同じ度数でも微妙に度数が違う」です。

通常、度数は0.25D刻みで販売しています。

0.25、0.50.0.75.1.00、1.25・・・・・5.00、5.25.5.50Dという具合に。

たとえば、前回と同じ度数5.00Dでメガネを調製したとします。

前回レンズは0.01刻みで測定すれば、4.99Dだった。

しかし、今回調製レンズ度数は5.01Dだった・・・場合などに「なんだか・・・」ということにもなりかねません。

これぐらいの誤差は許容範囲内なので、通常は問題ないのですが、敏感なかたは違和感を覚えます。

敏感なのも良し悪しですね・・・・。

第三は、「設計加工(レイアウト)が前回と違う」ことがあります。

心取り 」がまずいと、ペケのメガネになることがあります。

心取りに問題がなかったとしても、前回と違う心取りをすると、違和感を訴えられることも考えられます。

第四は、心理的な要素もあるでしょう。

「同じもので作っているから違和感はない」という思い込みが、かえって違和感を覚えることもあります。

まぁ、こんなところですが、いずれしろ、前回とまったく同じ条件で作ったとしても違和感はゼロにはなりません。

「こんなもんだ・・・」と思う柔軟な気持ちもメガネ作りには必要です・・・。

ご相談のかたには1時間ぐらい時間をかけてじっくりと他の考えられる原因もご説明しました。

こういう場合どうするかのアドバイスもしました。無料で・・・・。

本来、こういうご相談はメガネ購入店にしていただきたいのですが、購入店では納得のいく説明をしてくれなかったのでしょう。

今回の違和感の根本的な原因は、そこにあるのかも知れません。

やはり、メガネは信頼がおけて、長く付き合えるメガネ店で購入したほうがいいですね。

メガネはお客様とメガネ店(店主)と息を合わせて作る見るための道具です。

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