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プリズムレンズの表示方法

プリズムレンズの基底方向の表示法には、

基底上方(B.U. ベースアップ)

基底下方(B.D. ベースダウン)

基底外方(B.O. ベースアウト)

基底内方(B.I. ベースイン)

のベース表示と

基底を0~360°の角度表示で示す方法があります。

(たとえば、 右眼 6△B.U.+6△B.I.の合成プリズムは、約8.5△ 基底45°になります)

メガネ店では前者で示すことが多いです。(多分)

どちらの表示が優れているとかは一概には言えないのですが、一般のかたに説明するにはベース表示に軍配があがるでしょう。

当店の説明は、

「プリズムレンズを通過する光線は、基底(レンズの厚いほう)に進行方向が曲げられます。

像は頂角のほうにズレて見えています。

このプリズムの原理を応用し、外斜位には、基底が内に向く方向(ベースイン)に、内斜位には基底が逆の方向(ベースアウト)に入れます。

上斜位+外斜位の場合は、ベースアップ+ベースインで矯正します」という感じでしています。

それに比較しまして、眼科処方の角度表示に理解をしているかたはほとんどいません。

(理解してもらう必要もないのかも知れません・・・)

だから、当店で説明することになるのですが、左右眼での角度表示の違いなどの説明はちょっとやっかいです。

それと、通常の斜位は光学的にも、左右でレンズの厚みを揃える目的にでも、左右眼でプリズム量を振り分けたほうがいいのですが、

そういう配慮をしない眼科もあります。(眼科がメガネ調製に関する光学的知識に疎いのは仕方ありません。病気を治すことが本職です)

https://hamatami.cocolog-nifty.com/diary/2016/02/post-cd34.html

眼科で角度表示にする場合、「片眼のみのプリズム処方の場合、角度表示にメリットがある」事情があるからかも知れません。

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