眼鏡技術専門学校 10
病院研修 3
幼児の視力検査は、みっちりやりました・・・。
それだけ「幼児の眼は大事」という面もあるのですが、幼児の視力検査は一筋縄ではいきません。
普通に視力検査をしたのでは、小さな子供は取り合ってくれませんので、子供に負けないように力が入ったということでしょう・・・。
「これは、どの方向がきれていますか?」なんて言っても、ま、無駄です。
しら~ん、顔をしています。
「こら、答えんかい!」なんて言ったら、視力検査は二度とできないでしょうし・・・・。
どうすれば、より正確な視力検査ができるか。
そうだ、やはり子供にも「目」だ!
子供の目せんになって、視力検査というゲームをしなくちゃね。
ゲームをするには友達になるしかない。
私(研修生)が大人の先生ではまずいのです。
ということで、一緒にお絵かきをしたり、仲良くなってから視力検査をすることにしました。
すると、そっぽを向いていた子供も視力検査ゲームの相手をしてくれるようになりました。
フムフム、時間はかかったけどこのゲーム勝ちやね・・・・・
なお、幼児の視力検査は、通常の視力表では読み分け困難(視標と視標の間が近いと読みにくい)になる場合もあります。
ですから、「字ひとつ視力表」で、視力検査をします。
ランドルト環の模型を持ってもらって、「同じ形にしてくれるかなー・・・」なんてこともやっていたように思います。
あの頃、「ドーナツ視力検査 」があったら、もう少し楽にスムーズに視力検査ができていたでしょう・・・。
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