多面トワール 4
8面トワールです。
レンズ構成は、
+1.00D +0.75D +0.50D +0.25D
-1.00D -0.75D -0.50D -0.25D
0.25D~1.00Dまでの見え方比較チェックが素早くできます。
+1.00Dとー1.00Dとで見え方を確認してもらうこともあります。
(主に、視力が弱いかたに)
このトワールは左右眼に同度数を加えることはできません。片眼での荒チェックに使用することが多いです。
いろんなトワールを紹介してきました。
トワールは使い方によっては、ビジョンテスターよりも素早く検査ができ、ユーザーさんの
負担も少なくなります。
また、ビジョンテスターのマニュアル検査よりも臨機応変に検査を進めることができます。
「臨機応変に検査する」ということは、手間暇がかかるし、テクニックも必要とします。
それがトワール検査の短所でしょうね・・・・。
メガネ調製を目的とする検査にはいろんな検査法があります。
「唯一絶対に正しい」検査法というのは存在しません。
それぞれの検査法に一長一短があります。
トワール検査はどちらかといえば「人間を見る」検査法ということになると思います。
ビジョンテスターはユーザーさんの表情も見えづらいしね・・・・。
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