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EX型二重焦点レンズ

遠近両用メガネを小児に使用することがあります。

これは、主に小児の「内斜視治療」が目的のものです。

近見での「輻輳過多を少しでも抑えましょう・・・・」ということです。

その目的で使用するレンズは、境い目のある「二重焦点レンズ」で調製することが多いです。

それは「レンズの下方ズレが判断しやすい」、「近見部の視野が広い」などの理由によるものです。

しかし、二重焦点レンズは「他人からの見かけがよくない」などの欠点もあります。

それと特殊な二重焦点レンズは、作っているメーカーが極端に少なくなっています。

特殊な二重焦点レンズとは・・・・このレンズ↓

Dscn13891

エグゼクティブ(EX型)レンズです。

このレンズを指定処方される眼科医さんもいらっしゃいますが、作成できないこともあります。

上記の理由と、作成できる度数も限定されるからです。

なので、EXかわる二重焦点レンズとして小玉(近用部)の広いバイフォーカルレンズがあります。

Dscn13901

遠視度数が中度以上の場合、小玉広めタイプのバオフォーカルレンズで「内斜視治療」が目的のレンズを作成することがたいていは可能です。

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