レイアウトに必要なペン
メガネを作る場合、
「レンズを入れる前にフィッティングをしないと、レンズの光学中心の正しい設定(心取り)ができない」です。
「光学中心の正しい設定」とは、レンズの光学中心を使用目的や目の位置によって、玉型のどの位置にするかを決めることです。
そのレイアウトにかかせないのが、デモレンズに線を引く「ペン」です。
写真は黒ペンですが、瞳孔の色と同じ黒色では見えづらい(確認しづらい)ときがあります。
そんな場合、白ペンを使用します。
しかし、白ペンの種類は少なくて、なかなか気にいったものがありません。
腺の太さ、見やすさ、書きやすさは「ぺんてる ホワイト 100」が優れています。
いままでは、このペンを使用することが多かったです。
しかし、インクの出方、耐久性などに問題があり、他の白ペンを試してみました。
・サクラ 「マイネームホワイト 布用」
線の太さはいいぐらいですが、水性なのでデモレンズによってはつかないこともある。
・「ラップにかけるペン」
線はやや太すぎるが、線は引きやすい。
・「白のボールペン」
ほとんど書けない・・・・。
« 墓参りツアー | トップページ | メガネの調製は共同作業 »
「フィッティング調整の話」カテゴリの記事
- 通販をしている眼鏡技術者(2022.10.03)
- 通販で購入されたメガネのフィッティング調整は、お断りしています。(2022.08.23)
- メガネの工具 29(2022.02.13)
- メガネの工具 26(2022.01.25)
- メガネの工具 20(2021.12.25)
コメント