プラスチックレンズのひずみ
プラスチックレンズの「ひずみ」についてのお問い合わせがありました。
--------------------------------------------------
メーカーから納品されたレンズに関して、
「レンズにひずみが無いことを確認して、わずかでもひずみが
あればメーカーにレンズを再度作らせます。」
というメガネ屋さんがあります。
ハマヤさんでは、メーカーから納品されたレンズにひずみがある
場合、どのようにされていらっしゃいますでしょうか?
-------------------------------------------------------
通常、プラスチックレンズをフルリムフレームに入れることによる
物理的作用で「ひずみ」が発生します。
それでもプラスチックレンズである限りは厳密に言えば、成型する
段階で「ひずみ」が入る可能性があると思います。
そのミクロ単位のひずみを「わずかなひずみ」と言うならば
プラスチックレンズを販売するべきではないと思います。
------------------------------------------------
とお答えしました。
ひずみが気になるようでしたら、ガラスレンズにすればいいのですが、
ガラスレンズは重たいなどのデメリットもあります。
メガネは光学的要素(見え方など)、力学的要素(掛け具合など)、美的要素(顔との調和など)、これら全てを満足できる眼鏡こそ、本当に良い眼鏡といえます。
しかし、メガネはレンズタイプ、フレームタイプ共に特徴があり、長所短所があります。ひとつのメガネで全てに良いということはありません。
メリットVSデメリットで考えてくれればいいのですが・・・・・。
プラスチックレンズのひずみについては『こちら』にもどうぞ。
« メガネの修理 | トップページ | 偏光機能レンズ「ベイル」 »
「メガネレンズの話」カテゴリの記事
- メガネの工具 15(2021.12.07)
- メガネの工具 14(2021.12.05)
- 近視レンズの光学中心 19(2021.10.24)
- 近視レンズの光学中心 17(2021.10.18)
- 近視レンズの光学中心 18(2021.10.22)
コメント