生涯教育2019 2
生涯教育テキストより
「円錐角膜とは」
角膜が薄くなり突出してゆく進行性の疾患である。
角膜について学んでいます。
屈折異常を矯正するものに「コンタクトレンズ」があります。
そのコンタクトレンズによって、角膜の内皮細胞数が減少する恐れがあります。
内皮細胞の再生力はほとんどありません。
細胞数の減少は、角膜混濁の危険性が増大します。
「コンタクトレンズは危険性ある!」ということを頭に入れおいてください。
また、レーシック手術も角膜内皮細胞に影響がでる恐れもあります。
手術後の角膜のひ薄化による「角膜拡張症」をきたす問題も指摘されています。
「健康な目に侵襲するレーシック!」病気になってもいいの?
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もう20年以上前になります。部下の一人が健康診断で右側の視力低下を指摘されました。そして地元の眼科で「円錐角膜」と診断されました。私はまだ22歳の部下の説明に納得できなかったので、その後徳島大学医学部へ連れて行ったのですが同じ診断でした。
その部下は眼鏡を掛けていたもののコンタクトレンズの使用経験はなかったのです。
当時は円錐角膜の治療法が無く、ハードコンタクトレンズを入れて外部から角膜を押し込むしかないとの事でした。今後も進行する可能性もあり、将来的には失明するか角膜移植を行うしかないとの説明を受けました。20数年が経過しても何とかコンタクトレンズで収まっているようですので少し安心しています。
その部下は関連する業種で独立しましたが仕事上で付き合いがありますのし、この記事をみて改めて思い出しました。コンタクトレンズ以外の原因がある円錐角膜もあるようです。
投稿: 徳島のおおつか | 2019年10月 6日 (日) 09時08分
コメントをいただきありがとうございます。
円錐角膜の原因としては、フィッティング不良のコンタクトレンズ装用以外に、
・遺伝的素因
・強く眼をこする(アレルギーなどで)
・過度の紫外線暴露
などがあるようです。
遺伝的素因などはどうしようもないのですが、生体内分子を攻撃する活性酸素から身を守る生活をしたほうがいいですね。
投稿: 浜田 清 | 2019年10月 6日 (日) 10時59分