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近視について 6

20代~30代までの青年期の近視は、成長期の近視と比較して度数が大きく変化することは、一般的に少ないです。
近視度数の安定期ともいえるでしょう。(もちろん、個人差もあります)

青年期のかたの近視メガネを調製する場合

安定期は、近視進行の心配はいりませんから、近視進行に配慮して度数を弱めて調製する必要はありません。
(ま、もっとも成長期のかたでも「5mでの完全矯正度数(基本度数)で調製すると近視度数が進行する」という絶対的な根拠はありません。
むしろ、基本度数で調製したほうが調節力と輻輳力のバランスが良くなるので、近視進行も抑えられることが考えられます)

しかし、眼軸に関連する近視は安定したとしても、今度は調節が不安定期に入ってきます。

パソコン作業などの近見視で、眼精疲労を訴えるかたも青年期から増えてきます。

そこで近視のかたの調節力をサポートするレンズもあります。

調節サポートレンズ 
パソコンやデスクワークなど、近くを集中的に見る時間が多い方に最適なレンズです。

パソコンのように40㎝前後の近方を見続けると、目の調節筋肉がつねに緊張した状態となります。
調節サポートレンズは、近方視を積極的にサポートするので、近くの物をより快適に見ることができます。

遠くから近くまで「見る」運動をサポート。いつでも快適な視界が得られます。レンズの下方向に、「近く」をサポートする度数のゾーンを設けることで、遠くから手元まで視線が移動しても自然な見え方を実現しています。

しかし、近見眼精疲労のあるすべての人に調節サポートレンズが向いているわけではありません。
調節機能をサポートしたとしても、輻輳機能に問題があれば、目や脳は疲労する確率が高くなります。

近見外斜位、輻輳不全のかたが調節サポートレンズを使用すれば、よけいに輻輳機能に負担がかかる場合があります。

青年期のかたの近視も「必ず眼位(視軸の向き)を考慮に入れて、度数調製をする」ことと、
調節機能、、輻輳機能に適したレンズタイプを選ぶ」ということが大事です。


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