遠近累進の処方箋
事例
70歳代のA様
眼鏡処方箋をご持参されました。
処方箋度数は、
R(右眼) S+3.50D C-3.00DAx80
L(左眼) S±0.00D C-1.25D Ax80
(Sは、遠視度数、Cは乱視度数、Axは乱視軸)
R +3.00加入
L +3.00加入 「加入度数」
メガネのタイプは、A様が以前から使用していた遠近累進メガネがご希望です。
以前から使用の遠近累進メガネの度数は、
R S+0.25D C-1,75D Ax90 加入度数+2,50
L S±0.00D C-1.50D Ax90 加入度数+2.50
です。
今回、処方の度数と前眼鏡度数は右眼度数が大きく変化しています。
左右の度数差も大きくなり、加入度数も強くなっています。
はたして、この処方で70歳代のA様はすんなり掛けられるか・・・(慣れるか・・・・)
不安を持ちつつ、テストフレームに処方度数をセットして、試していただきました。
するとあんのじょう「気持ち悪しい、使えそうにない・・・」とおっしゃいます。
こんな場合、
1、再度、眼科に行ってもらう
2、そのまま処方箋通りに作る
3、当店で検査からやりなおす
の選択肢があります。
さて、どうするか・・・・。
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