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近視について 107

事例

B様 18歳

両眼開放屈折検査(5m)での完全矯正度数(本当の度数)は、

R S-4.75D C-0.25D Ax170

L S-3.75D C-0.50D Ax10

(S-は近視度数、Dは度数の単位、Cは乱視度数、Axは乱時軸)

 

4年前に調製したメガネの度は

R Sー2.50D

L Sー2.50D

眼科処方で調製したメガネです。

完全矯正度数は分かりませんが、今回の度数とは随分違っています。

人間は身体の成長と共に目も大きくなり、(眼軸が伸びる)どうしても成長期は近視度数は変化(進行)しやすいです。

それは、仕方ないとして・・・問題は「成長期の近視度数をどう調製するか」です。

 

昔は「矯正視力(メガネを掛けての視力)は、0.7でいい、1.0は見えすぎ」と言って、近視低矯正説を唱えていたかたもいました。(今もいるかな・・・・)

しかし、現在は近視進行に関して「近視低矯正はかえってマイナスになる」説もあります。

さて、どちらがいいか・・・・。

いずれにしろ、眼位(両眼の相互の位置関係)的には、完全矯正度数が望ましいのは間違いありません。

近視のかたは外斜位になりやすいです。その理由は調節力輻輳力のバランス(連動)が悪くなるからです。

近視のかたが、裸眼で近見視をすれば、正視のかたよりも調節力が少なめですみます。近視度数や近見距離によっては無調節で近見視ができます。

「調節力が節約できていいのでは」と思われるかも知れませんが、そうではありません。

それは、調節力と輻輳力は連動しているからです。
調節機能を節約すれば、調節性輻輳の働きが悪くなり眼位ズレが起きやすくなります。

結果、近視のかたは輻輳不全になりやすく、外斜位になりやすくなります。

 

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