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近視について 113

近視で外斜位の場合

斜位量や融像力によっては眼精疲労も大きくなり、近見視で時々モノが二重に見えたりすることもあります。

ですから、原則的には「近視で外斜位のかたは、できるだけ基本度数に近い度数で調製する」ということなのですが、原則は鉄則ではありません。

メガネが初めてのかたや、弱い度数を掛けていたかたが、基本度数で調製することにより、違和感が強く生じる場合もあります。
「度数をキッチリと調製(5mでの基本度数)すると、それに引っ張られて近視が進む」という曖昧な根拠も絶対にないとは言い切れないからです。

何でもメリットがあればデメリットもあるというのが世の習いだと思います。

外斜位、融像力、調節力、視機能、装用感、将来的なことなど全般的に考慮して、調製度数を検討することが肝心です。

特に成長期のお子様の場合、視機能を考慮に入れて度数調製をしないと、一生後悔することにもなりかねません。

当店は、眼位を考慮に入れて成長期のかたの近視度数をアドバイスいたします。
外斜位のかたの視機能トレーニングの方法もアドバイスいたします。


なお、視力回復訓練は調節緊張や仮性近視には有効かも知れませんが、近視進行防止は難しいと思います。

仮性近視ならば薬による治療で有効な場合もありますが、軸性近視(本当の近視)ならば、薬による治療効果はありません。
仮性近視と仮定して、薬で治療するとしても、一ヶ月以上視力が改善することがなかったら、それ以上の治療は負担になるだけです。


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