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近視について 122

<近視で外斜位>

■常用マイナスレンズの心取り

単焦点レンズ(遠近両用でないレンズ)でメガネを作る場合、当店では近視のかたが常用のマイナスレンズ(凹レンズ)で作ることが一番多いです。

そのマイナスレンズについて「心取り」といいまして、メガネ調製にはかかすことのできない作業があります。

レンズには光心(光学中心)があります。普通、光心をそのかたのPD(瞳孔中心間距離)に合わせて調製します。この作業を「心取り」と呼びます。

もし、光心とPDが合っていないとどうなるか。
そもそも眼鏡レンズはプリズムレンズの集合体と言えますから、視線とPDが一致していないとプリズム作用が生じます。

プリズム作用が生じると、眼の筋肉がレンズの基底の方向に引っ張られることになります。
すると、眼は両眼の視線を注視点に合わせるために、引っ張られることに逆らうような眼球運動をします。

・プリズム作用により眼の筋肉が外方向(耳側)に引っ張られた場合は、内方向(鼻側)に寄せる筋肉(輻湊力)を働かせます。
・プリズム作用により眼の筋肉が内方向に引っ張られた場合は、外方向に寄せる筋肉(開散力)を働かせます。


両眼の瞳孔中心間距離(pupillary distance)を略してPDと呼んでいます。


PDと眼鏡レンズの光心が一致することによりプリズム誤差は生じません。

 

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