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近視について 137

事例

10代のB様

平成28年に

R(右眼) S-2.50D

L(左眼) S-2.50D

眼科処方箋度数で調製。

眼科が発行する処方箋には、たいていは「調製度数」しか書かれていないので、完全矯正度数(本当の度数)はわかりません。

完全矯正度数で処方したのか、はたまた低矯正で処方したのか・・・・。

 

令和2年 6月に来店されました。

両眼開放屈折検査での完全矯正度数(5m)は、

R S-4.75D C-0.25D Ax170

L Sー3.75D C-0.50D Ax10

(Sは近視度数、Dは度数の単位、Cは乱視度数、Axは乱視度数)

以前の調製度数に比較すると、近視度数が大きく変化しています。

こんな場合どうするか・・・・

視機能的には完全矯正度数で調製したほうがいいのですが、通常、変化が大きければ大きいほど違和感が強くなります。

度数を強くするとしても、2、3段階のアップにおさえたほうが新しいメガネに慣れやすくなります。

また、度数を大幅に強めた場合、クレームになる確率も高くなります。

クレームになった場合、ケチョンケチョンにお叱りを受けることもあり、それがトラウマになることもあります。

しかし、眼鏡士の使命としては将来的なことも考慮に入れて、度数提示をしていきます。

今回は、

R S-4.50D C-0.25D Ax170

L S-3.50D C-0.50D Ax10

の完全矯正度数よりも1段階だけ近視度数を弱めた度数をご提案してみました。

近視度数を1段階弱めたといっても、前回の度数からは大幅なアップです。

装用テストでは違和感を訴えられましたが、これは当然の反応です。

ここで大事なのは、「違和感はあるけど慣れれそうかどうか」の判断です。

「この度数では、とても掛けられない・・・」ということであれば、度数を弱めざるを得ないのですが、

「なんとかいけそう・・・」という感じであれば、年齢も考慮に入れて、調製度数をご提案していきます。

メリット、デメリットをご説明した上で、お客様とのお話合いでご提案度数で調製することになりました。

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