調節について 6
明視域とは。
たとえば、50歳の正視のかたで、調節力が2.5Dのかたの明視域は「∞~約40㎝(∞は遠点です)」です。
(遠方は、無限遠までピントが合い、2.5Dの調節をすれば、40㎝までピントを合わせることが可能)
50歳、正視、調節力が2.5Dのかたの明視域 | ||
1、 メガネを掛けない場合 ∞~約40㎝ | ||
2、 S+0.50Dのメガネを掛けた場合 約2m~約34㎝ | ||
3、 S+1.0Dのメガネを掛けた場合 約1m~約29㎝ | ||
4、 S+1.50Dのメガネを掛けた場合 約67㎝~約25㎝ | ||
5、 S+2.0Dのメガネを掛けた場合 約50㎝~約22㎝ | ||
6、 S+2.50Dのメガネを掛けた場合 約40㎝~約20㎝ |
このように、どの度数を掛けるかによって、明視域は変化します。使用目的に応じたメガネを調製していきます。
使用目的距離が30㎝~40㎝の場合は、4番ぐらいがよさそうです。
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