« 2021年5月 | トップページ | 2021年7月 »

度数の選び方 27

当店は、基本的に眼鏡技術者としての考え方を優先しています。

商売優先であれば、クレームになるのは怖いので、将来的な視機能のことなど考えず、チョコチョコと検査して「無難な度数で」ということになるのでしょう。

とは言っても、やはりクレームは怖いです。いままでに、何度も苦い経験をしていますから。
ま、だけどそういう経験がないと、人間は進歩しません。

こちらにもどうぞ→「失敗から学ぶ知恵

なお、当店は眼科発行による眼鏡処方箋に関して「無料保証制度」というのはやっていません。
無料にすることによる弊害も多いからです。

安易に無料で交換となると、真剣に度数選びをするとは思えません。適切な調製度数を提示できないものは、何度無料で交換しても上手くいきません。

無料の裏には不安もあることを、わかっていただきたいです。悪い制度、良くない制度は、腐敗し、堕落します。

そういう「無料商法」を熱心にすすめている眼科もいます。

無料商法に惑わされないように、真剣にメガネ店選びをしてください。

もし、当店とお客様の共同作業で調製したメガネが、具合が悪いようでしたら、お客様と当方とのお話合いで解決します。
                                                        
眼鏡士 浜田 清

子供用メタルフレームの入荷です。

メタルフレームの特長は
・丈夫
・調整がやりやすい
・修理がやりやすい
・パーツの交換ができる
・バネ性が高い
などです。

Dscn12471 Dscn12481 Dscn12491

丈夫さの点などで、お子様用のメガネは、メタルフレームでお作りになるかたが多いです。

子供用メタルフレームは、メガネサイズや種類も豊富に在庫しています。

しかし、メタルフレームの欠点は、「クリングス(鼻当ての部分)が曲がりやすい」という点です。


その欠点を克服した、固定式の鼻当てを採用しているメタルフレームも在庫しています。

ただし、固定式にすると細かい調整はやり辛くなります。

また、アレルギー体質のお子様には、メタルフレームの材質により、不適合の場合もあります。

度数の選び方 26

調製度数
調製度数(実際に作る度数)は基本度数からどうするか!

浜田 清の基本的な考え方は
将来的なことも考えて、「お客様の持っている視機能を最大限発揮していただきたい」です。

ですが、「言うは易し、行うは難し」のことわざ通り、メガネという道具を使って、上質の視機能を発揮していただくことは難しいことも少なくないです。
それは、やはり裸眼とは見えかたや感覚が違ってくる「違和感」という存在があるからです。

違和感がなければどれだけいいか。とも思うのですが、違和感があるからこそ精度の高いメガネを作れる面もあります。

違和感のことも考慮に入れて調製度数をおすすめしていきますが、視機能を優先してメガネを作れば、メガネに慣れるのに、時間がかかることも予想されます。

それと、視機能が高いメガネ=(イコール)快適なメガネになるとは、必ずしも限りません。。

そういうことも踏まえ、眼鏡士歴30年以上の経験を活かし、キッチリと説明をして最適な調製度数を選んでいただくようにしています。

基本的には、眼鏡技術者としての考え方を優先しています。

フチなしフレーム ボストン型

「ふちなし」のフレーム型を持つボストンメガネをベースとして新たなるアレンジをして再構成した新モデル
「ジオノイズ」が完成しました。

詳しくは『こちら

Dscn12461

度数の選び方 25

自覚測定は、お客様本人がしている。測定者はその補佐をしているだけ。ということも言えます。

お客様にお願いしたいことの

三番目は、
「しっかりと、ハッキリと見えた通りにお答えください」です。
自覚検査では、たとえば「Aのほうが見えますか、それともBのほうでしょうか、どちらも同じぐらいですか」という感じで、いろんな質問をさせていただきます。
それに対してお客様の的確なお答えがないと、検査はスムーズに運べません。

的確な答えといいましても、AとBがあきらかに見え方が違う場合は、キッパリとどちらかのお答えになるのですが、検査を詰めていくと、AかBか判別し辛くなってくるのです。

そのAとBが同じぐらいに見える点を探している検査の場合、AとBが同じぐらいと感じたら「ほぼ、同じです」としっかりとお答えをいただきたいのです。
「Aのようでもあり、Bのほうでもある。Aかな、いやまてよ、やはりB。いやいやA」とお答えいただくと、なかなか検査が先に進めません。

完璧にAとBは同じ見えかたになることは少ないので、「多少Aのほうがマシ」、「Bかな」でもいいのです。
お客様の口調などで、私が判断をしていきます。

ウスカルフレーム「ジズ」

強度近視のためのウスカルメガネフレームから、かつてリリースした「ヌーン」など「ふちなし」のフレーム型を持つウスカルメガネにアレンジをして再構成した新モデル「ジズ」が完成しました。

詳しくは『こちら

Dscn12451

度数の選び方 24

自覚測定は、お客様本人がしている。測定者はその補佐をしているだけ。ということも言えます。

お客様にお願いしたいのは

一番目は
「お時間に余裕を持ってご来店ください」です。
時間的に余裕がない状態で検査に臨むのは、避けてください。

特に、
・老眼世代の40歳以上のかた
・眼精疲労のあるかた、
・時々、モノが二重に見えるかた
・首、、肩コリの強いかた
などのかたは、近見での丁寧な測定や、遠近両用の測定、詳しい眼位の検査も必要とする場合が多いので、十分に余裕を持ってご来店ください。

「えー、検査にこんなに時間がかかるとは思っていなかった」という、お客様のお声もよくお聞きしますので、これを一番にしました。

二番目は
「できるだけ体調や気分のいいときに、ご来店ください」です。
体調や気分が優れない時は、微妙な応答(判断)が上手にできないことも少なくありません。

それだけ、微妙な検査をしているということもあるのですが、体調の変化は自覚検査に影響があり、体調が悪い時に測定すれば信頼性の低いものになる恐れがあります。

二日酔いや、寝不足、強いストレスがあるときなどは、検査は避けたほうがいいです。

ただし、「できるだけ」と書きましたのは、体調が悪くなり眼の屈折度数が変化し、それでは不自由だからメガネを調製したい場合は、体調の悪い時でも検査するしかないですし、不眠症のかたなどは、常に寝不足状態ですから、その状態で検査します。

症状が改善されれば、屈折度数が変化することもありますが、それはそのときとお考えください。

「検査を受ける時間帯は、いつがいいでしょうか?」という、ご質問も時々いただきます。
このご質問には「起床直後とか食後直ぐとかは、できれば避けたほうがいいです。体調の安定している時間帯にご来店ください」とお答えしています。

なお、メガネの使用目的によりましては、時間帯をご検討ください。
たとえば、日中にご使用になる度付きサングラスをご希望でしたら、天気のいい日の日中にご来店ください。
主に、夕方夜間の車の運転に使用したい場合は、夕方以降にご来店ください。

ラインアート(日本製) 入荷しました。

やさしくつつまれる心地よさ。
それは、頬をすりぬけてゆく、そよ風のように
やさしくあなたをつつみ込みます。
手にした瞬間に違いのわかる、軽やかさ、しなやかさ
ラインアートは、新開発合金チタン「エクセレンスチタン」を使用し
掛けていることを忘れてしまうような軽い掛け心地のメガネです

Dscn12331 Dscn12341 Dscn12441

度数の選び方 23

自覚的検査とは

自覚的検査とは、お客様の「見える、見えない」などの応答を必要とする自覚的な検査です。

基本度数決定の原則は、他覚検査を経て最終的には自覚検査ですから、自覚検査は重要になります。
「しっかりした自覚検査をすれば、他覚検査はいらない」とも言えます。(ただし、検査時間がかかります)

自覚検査は、お客様の上手な応答も必要とします。

では、上手な応答とは。


自覚検査から基本度数を決定し、装用テストを経て、調製度数を選択します。この工程はお客様と当方との話し合い、委ねあいの作業になります。

当店で調製するメガネは、お客様と浜田 清と久美の共同作業で作り、共同責任になります
というのをしっかりと、意識していただきたいのです。

(自覚測定は、お客様本人がしている。測定者はその補佐をしているだけ。ということも言えます)


ヨウジ ヤマモト (日本製)

ボストン型の「ヨウジ ヤマモト」入荷しました。

Dscn12321

度数の選び方 22

他覚検査には、「検影法」という古くから行われている方法があります。
これは他覚検査の基本ともいえるものです。レチノスコープ(線条検影器)を用いて、眼底反射像を観察することによって、他覚的に屈折度を求めます。
検影法は、熟練を要しますので、誰でもできるものではありません。



検影法は、屈折度数を知るだけでなく、眼内に光を送ることにより、眼の透光体にある混濁を発見することができます。
当店は主にそういう目的で、検影法を実施しています。

オートレフで測定不能のかた、オートレフの信頼係数が低い、角膜の状態が不安定、遠視ぎみ、のかたなどにも検影法を実施しています。

ちなみに、私がメガネ業界に入ったのは、30年以上前で、そのころはオートレフはなかったので、必死になって検影法をマスターしました。その財産は今でも大いに役に立っています。

コロナワクチン接種 その後

コロナワクチン接種、二回目。

6月18日(金)熱なし

接種した腕がやや痛い。それでも一回目接種よりは痛くない。

今日は、問題なく仕事ができそうです。(^^♪

 

6月17日に二回目の接種

メガネのハマヤ 浜田 清は6月17日(木)に二回目のコロナワクチン接種を受けます。

17日は、午前中に病院で接種を済ませ、その日一日は自宅で休養します。

この日は店の定休日なので、それで問題ないのですが、金曜日からの副反応がどう出るかが不安です。

二回目の「副反応が大きい」と訊きますから( 一一)

ま、メガネの仕事は重労働ではないですから、大丈夫でしょう・・・・。

 

度数の選び方 21

お客様の眼の基本度数(完全矯正値)を求めるには、「他覚的検査」と「自覚的検査」があります。

他覚的検査とは

他覚的検査とは、お客様の「見える、見えない」などの応答を必要とせず、測定者がオートレフ(コンピューター測定器)などの検査用具を使用して他覚的に度数を求めるものです。


オートレフです。↑
自動的に、屈折度数が測定できるようになっています。

オートレフは、機械の操作方法などをマスターすれば、誰でもできます。
このオートレフの進歩によって、基本度数は昔に比較して求めやすくなりましたが、日本の眼鏡調製レベルが下がってきた面もあります。

ネオジンの入荷です。

めがねを外すと、くっきりと鼻パッドの跡が…でも鼻パッドレスのネオジンならその心配はございません!
顔の中心で、とても目立ちやすいパッド跡にお悩みの方に大変おすすめです!

Dscn12291 Dscn12301 Dscn12311

メガネを小さな鼻骨で支えるのではなく、頭部全体の支えになっている頭蓋骨の頬骨部で支えます。

度数の選び方 20

接近ボックスを使用して、ビジョンテスターで、単眼視検査をするということは、効率的な点ではメリットがありますが、正確な基本度数を出すのは難しくなります。




↑接近ボックス視力表+ビジョンテスター+単眼視検査


調節力と輻輳力は連動しています。
調節によって屈折は変化し、輻輳によって眼位が変化します。
できるだけ、調節と輻輳が安定した状態で検査することが望ましいのです。

不安や緊張は調節や輻輳に影響しますから、検査する人間を知っておくことは大切です。

当店は、「じっくりと検査してほしい」というかたに向いているメガネ店です。

子供用メガネ(日本製)

子供用メガネフレームの入荷です。

Dscn12251 Dscn12261 Dscn12271 Dscn12281

お子様の場合、メガネのサイズ選びは大人以上に慎重にしてください。サイズが適切でないと、
・レンズの厚みが目立ちやすくなる。
・レンズ周辺部の歪みが気になる。
・ズリ落ちてきやすくなる。
・お顔からフレームが出っ張りすぎるので、危険。
・美的な問題もでてくる。
などの問題点がでてきます。

お子様のメガネはサイズを豊富に在庫しているメガネ店を選んでください。

それと、お子様に要求されるのは、充分な視力と共に、周囲を広く見ることのできる能力です。
視線を固定して見える範囲をいう視野だけではなく、眼を動かして固視出来る範囲をいう注視野の考え方も重要です。

度数の選び方 19

当店が理想と考える測定方法は、
1、検査距離は5m以上。
2、テストフレームを使用する。
3、両眼開放屈折検査をする。
4、理想の検査用具を使用する。
5、圧迫感が少ない検査室で検査する。
などです。
しかし、残念ながら当店は検査室のスペースの関係上、5mでの検査距離がとれません。

それで、当店は「2.5mでのミラー折り返し検査」を採用し、工夫をしました。
(2.5mの折り返し検査とは、視力表を測られるかたの後ろに設置し、ミラーを2.5mの距離に設置し、折り返して5mを確保する方法です)

視力表もミラーも少し傾けて、ミラーの寸法を大きくし、5m検査に匹敵するようにしたのです。

・店内には5mの検査距離を確保した「液晶視力表」も設置しています。

この視力表も最終チェックなどに活用していきます。

 

内藤熊八 日本製 メガネ

内藤熊八作」はヴィンテージなデザインを基本としながら、メガネフレームの曲線の中に直線的なアクセントを加えることによりフレームに立体感を。普通に見えて、何か惹かれるものがある、そういうフレーム作りを心がけています。 

Dscn12161 Dscn12171 Dscn12181 Dscn12191 Dscn12201 Dscn12211_20210602134101  Dscn12221 Dscn12231 Dscn12241

度数の選び方 18

検査方法に関しては

眼の検査方法には、片眼を遮蔽して右眼と左眼を別々に測定する「単眼屈折検査」と、片眼を遮蔽しないで、特殊な装置を使用して両眼を開けたままで右眼と左眼を測定する「両眼開放屈折検査」があります。

単眼屈折検査方も調節に影響があります。
通常、片眼を遮蔽して生活していることはないわけですから、単眼視のときは、輻輳力(眼球を内側に寄せる力)が不安定になり、そのために調節力も不安定になりやすいです。

輻輳力と調節力は連動しているので、調節によって屈折度数も変化するということです。

↑単眼屈折検査



↑両眼開放屈折検査

 

ナイロールフレーム(日本製)

レンズの周囲に掘られた溝に、ナイロンなどの糸を沿わせて保持するタイプのフレームを「ナイロール」、「ハーフリム」と呼びます。

フレームのリムがない部分が存在するので、リム部分がより個性を発揮できます。

シンプルでありながら、メガネの楽しさを表現できるフレーム・・・・それがナイロールフレームです。

ご紹介のフレームは、すべて日本製です。
当店は日本製のメガネを応援していきます。

Dscn12111 Dscn12121

 

度数の選び方 17

検査距離と視力表に関しては

検査距離に関しても、調節力が影響します。
検査距離が近いほど、不必要な調節を呼び起こす恐れが生じてきます。
「3mでの検査よりも、5mでの検査のほうがベターである」といえます。

視力表の中には、1mの前方に設置して、5mでの検査ができるものもあります。(接近ボックス視力表)
この視力表は、周辺部の枠などで、感覚的に5mの感じが起きづらく、無用な調節がおきやすくなります。

当然、乱視や眼位も違った度数が出てくることがあります。


↑ 接近ボックス視力表

接近ボックス視力表のメリットは
・検査室スペースが狭くても、検査が可能。
です。


プトゥリ(日本製)入荷 

「Putri (プトゥリ)」 入荷

コンセプトは女性らしさ、かわいらしさの普遍的な象徴として、自然界に存在する植物や生物などをデザインモチーフとし、流行や最新技術を取り入れながら、様々な手法で表現しています。

ポップな色使いや、随所にユニークなデザインを取り入れ、遊び心溢れるフレームでありながら、奇抜すぎることなく、しっかりとした実用性を持ち合わせたラインナップとなります。



Dscn12081 Dscn12091 Dscn12101

度数の選び方 16

<ビジョンテスターで検査をすると>

不自然な検査用具を使用しての測定は、過度に緊張し、水晶体を膨らませる調節機能が強くおこなわれやすくなり、屈折度数が近視側に移行しやすくなるのです。

この現象は、調節力が旺盛にある若い人ほど、おきやすいです。

過度に調節機能がおこなわれている状態は、乱視や眼位にも影響します。

ビジョンテスターでの検査とテストフレーム検査とでは、乱視度数、乱視軸、眼位が違っている。というのは珍しいことでありません。

 

ビジョンテスターでの検査のメリットは
・レンズ交換の速度が速い。
・いろんな付属レンズ類が内蔵されているので、多様なテストが可能。
・複雑な器械で検査されているているという安心感。
などです。

 

ウスカルフレーム「プラグナー Ⅱ」

プラグナー・シリーズの最新型プラグナーⅡは、前作のプラグナーとまったく同じレンズ型を使い、カラーリングや、各パーツ部の性能を見直したモデルです。

Dscn12071

レンズに「スキ間」が空くことで、強度近視のレンズを入れても・・・・・・かけた人を外から見たときの印象が大きく改善されます。

詳しくは『こちら

 

 

度数の選び方 15

基本度数は、検査用具、検査に使用する視力表、検査距離、検査方法、によっても異なってきます。

人間という感情、感覚、環境に左右される、生きている眼を検査するからです。

検査用具に関しては

たとえば、「ビジョンテスター」というこの検査用具を使用して屈折度数を測定すると、「器械近視」という眼の屈折状態がより近視側に測定されることがあります。


それは、筒のようなものを不自然な状態でのぞきこむことにより、「調節力」が影響を受けるからです。

« 2021年5月 | トップページ | 2021年7月 »

最近のトラックバック