深視力 事例<不同視> 4
事例 6
F様が子供のときから適切に不同視を矯正していたら、プリズム誤差問題もクリアしていて、おそらく深視力検査もスムーズに合格していたのではないでしょうか。
といっても、片眼が見えていれば、大きな不自由はないので、そのまま過ごされていたのでしょう。
実際、私も子供のときから「不同視」で子供の時は眼鏡矯正をしていませんでした。
なので、その気持ちはわかります・・・・。
しかし、不同視は視機能不良が起きやすくなります。
視機能のなかでも最高機能を要求される「深視力検査」などが苦手になります。
当然、通常の車の運転などにも支障がでてくることもあります。
さて、それでF様の調製度数をどうするか・・・・。
通常、不同視のかたの場合、まず、左右眼で度数差の少ないメガネを選択して、「徐々に度数を適切度数に近づけていく」方法でいく場合が多いです。
しかし、今回の目的は「深視力検査合格」です。
度数差を少なくすれば、視力検査にも不合格になる恐れがでてきます。
それで、視力検査には合格できそうな
R S+0.25D C-1.50D Ax85 3△B.I.
L Sー4.50D C-0.25D Ax70
で、装用テストをしてみました。
当然「違和感があります」と訴えられました。
今回、「深視力合格が目的ですから・・・」と、ご説明。
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