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近視レンズの光学中心 10

眼鏡調製においては、光心をPD通りに寸分も違わずに入れることは、現実には不可能です。
0.1mmの誤差も許さないということであれば、メガネは作れません。

では、どれぐらいの誤差なら許されるか、許容誤差は。

水平方向への許容誤差は、10.0Dでは問題の大きい方向(開散を強いる方向への誤差)は、「0.5△まで」という目安が存在しています。(RAL規格)
問題の少ない方向へは、1.0△です。

つまり、S-10,0Dでは、PDよりも光心が1mmぐらいは狭く入ってもいいけど、「0.5mm以上、広く入るのはダメ」ということです。
(もちろん、61.5mmで入ることが最良です)


光心がPDよりも広く入った場合、基底内方になりプリズム作用は鼻側方向に生じます。
結果、開散力が強要されることになります。

問題の大きい方向への7.5△の誤差は、規格外も規格外、無茶苦茶です。

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