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近視レンズの光学中心 11

A様は、そのメガネを購入したメガネ店に具合の悪さを訴えたそうですが、そのメガネ店は「間違っていません。慣れます」との返事だったとのこと。

「間違っていない・・・」、眼鏡技術者であれば、「あきらかに問題があるメガネ」と認識すると思います。
そういう認識がなかったということは、眼鏡技術者でなく、眼鏡商人だったのでしょうか。

「慣れます・・・」、人間は順応性がありますから、掛けられるぐらいには慣れていく可能性はありますが、こんなメガネに慣れたら大変なことになります。

眼の筋肉に相当な負担がかかり、眼精疲労が生じ、眼精疲労から不定愁訴を引き起こす恐れがでてきてしまうでしょう。

ご持参のメガネフレームのサイズは、53□17(フレームPD70mm)でした。
強度近視で、PD61.5mmのかたには適合するサイズではありません。
(レンズの緑厚が、耳側で分厚くなるからです)

しかも、耳側のレンズが厚すぎるとフレームのヨロイ部分に干渉してしまう構造になっていました。
それで、光心を69mmで入れたのかも知れません。

結局、当店で正常な心取りをしたメガネにやりかえることになりました。

心取りや眼位も考慮に入れて、適切に調製されているかどうかは、一般のユーザーのかたには分かりません。

メガネは見るための道具ですから、やはり光学的なことを優先されて、メガネ店選びをしたほうがいいです。
特に、度数の強いかたは、強度近視のメガネ作りに精通しているメガネ店を選んでください。

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