眼科処方箋調製メガネの具合が悪い
白内障術後に眼科の発行した眼鏡処方箋でメガネを作ったが、
「目が疲れる」ので処方箋を発行した眼科に訴えました。
眼科では、「メガネは処方通りにできています。度数も合っています」と言われ、
「そのメガネはメガネ屋で調整してもらいなさい」とアドバイスされました。とのことです。
ウーン、処方責任は眼科にあるのでは・・・・「疲れる!」と訴えているのに、「合っています」とは何がどう合っているのでしょうか?その「合っている」の定義は・・・・。
医療機関は結果責任をとわれないので、これでいいのかも知れませんが、
道義的には「すみません。疲れの原因が度数にあるのか、他の原因なのか、ハッキリしたことはわかりません。ご面倒ですがメガネ屋さんとのご相談でレンズの交換をしてください。」
とでも言ってほしかったです。
そういう言い方をしてくれないから、
患者さん(お客様)は、そのメガネのレンズを交換するのではなく、どこかを「調整」すれば主訴は改善すると思われていました。
おそらく、「どこのメガネ屋でも無料でレンズの交換をしてくれるので、そういうことはメガネ屋に言いなさい」
ということを「メガネ屋で調整・・・」と言い換えたのでしょうが、
そんな無責任なことを言うぐらいなら、治療を目的とするものではなく、メガネ屋でできる「大人の普通の眼鏡処方は」最初からメガネ屋に委ねてほしいです。
メガネ屋に結果責任を押しつける。
メガネ屋さんに処方責任を委ねる。
どちらがが患者さんのためにいいのか・・・・。
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こんにちは、眼科勤務の眼鏡作製技能士です
眼鏡屋さんと眼科さんの関係、大変そうですね。その点うちの眼科は、眼鏡屋さんとの関係は良いように思います。私は時々、地元の技能士在中の眼鏡屋に行き話をさせてもらっています。(全国チェーンのお店には行きません) 20年前までは、眼鏡屋さんで働いていたのですが、眼科では、メガネレンズの情報が無く疎くなるので、現在どんな累進レンズが主流なのかなどお聞きしたりします。、店主さんからは、疾患のことや、疾患に対してどんな検査をするのかなど聞かれたりすることがあります。
私が処方した度数で調子が悪い来られる患者さんもあります。度数的に慣れにくかった方もありますが、フィッティング不良も多く直してもらったら良くなったいう方が多いです。、選んだフレーム(大きさ、クリングス無など)の問題などもありますが、これは改善が難しいように思います。
逆に、眼鏡屋さんで合わしてもらったが調子が悪く、再度眼鏡屋さん行ったら眼科に行くように言われたと来院される患者さんがあります。度数変更で改善でき、患者さんも納得されたら処方します。度数に問題が無いよな場合、原因が疾患の場合は処方しません。
出来てきたメガネを見るとフィッティングしてあるの?っていうメガネが多いです。患者さんは、何処の眼鏡屋さんでメガネを作っても同じだと思っている人が多いようです。
それで私は、遠近両用など累進レンズ、プリズム処方、不同視、治療を兼ねた子供の処方の時は、眼鏡作製技能士の話(誰がメガネを作るかで全然違うなど)をします。行く行かないは患者さんの自由なので説明だけはしています。地元の技能士の方ともお話もしているのでどんな人かも知っているのでこちらとしても安心です。今まで、300人以上の患者さんに説明してきましたが、技能士の資格を知っている人は、一人もいませんでした。非常に残念なことです。眼鏡作製技能士の認知度は低いようです。
お客さん、患者さんのことを考えると眼鏡屋さん、眼科の関係が良くなるといいなぁと思います。
投稿: 西井信夫 | 2024年7月 3日 (水) 11時08分
コメントをいただきありがとうございます。
眼科と眼鏡店が技術的な面で、良き関係になるのは望ましいですね。
投稿: 浜田清 | 2024年7月 3日 (水) 11時43分