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メガネの工具 18

テンプルの先セルを調整する工具です。

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メガネのフィッティング

メガネがズレ落ちないように、かつ耳や鼻が痛くならないように整えます。
メガネがズレ落ちないように調整ができても、痛みがでるようであればなんにもなりません。

その加減が技術者の腕の見せ所です。

お顔に合ったキッチリとしたフィッティングが施されると、痛みもなくお顔とメガネがすいつくような感覚になります。(まるでマグネットでもあるような感覚です)

このフィット感覚は、本当に気持がいいものです。

耳まわりは、耳よりも前のモミアゲやこめかみをメガネの腕(テンプル)で強く押さえることのないようにします。
ここを押さえると、窮屈で痛みを感じやすく、それでいてメガネがズレ落ちるのを防ぐ効果がありません。

逆に枠全体を前に押し出す力がかかってしまうので、かえってズリ落ち易くなります。

耳の後ろは巧くそらしを付けて合わせます。
耳の後ろ部分は人さまざまでいろんな形があります。へこみがあるかたが大半で、そのかたにはフレームの腕先に緩やかなそらしをつけて、メガネの腕で頭を抱えるようにします。

 


 

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