斜視 5
事例 1
A様は輻輳力(眼球を内側に寄せる力)は強いです。ほぼ正常値まで眼球は寄ってくれます。
ただし、その動きはややぎこちなかったです。
A様は子供の時から間歇性外斜視がありました。
間歇性外斜視のかたの特徴は、「融像力が強い」ということです。
だからこそ恒常性にならず、間歇性ですんでいるということも言えます。
しかし、だからといっても融像力には限界があります。
身体が疲れているときなどは、脳も疲れるので斜視になります。
脳が疲労し、身体も疲労する悪循環になりやすいのも間歇性外斜視のかたの特徴です。
<調製度数>
R 右眼 S±0・00 3△B.I.
L 左眼 S±0・00 3△B.I.
プリズム矯正量は少なくしています。
プリズム矯正することにより、立体視機能が向上しました。
A様の外斜位、外斜視には、視機能トレーングが有効ですから、毎日トレーニングをしていだくようにお願いしました。
今後、視機能を考慮に入れて調製していきます。
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