乱視は? 9
乱視軸(乱視の方向)で、斜乱視は違和感が起こりやすいです。違和感の原因が斜乱視であれば、乱視軸を90°方向や180°方向に変更して、試してみましょう。
但し、乱視軸の回転は、矯正効果が低下します。(30°回転すると乱視の矯正効果はゼロになります)
たとえば
右眼 S-4.75D C-0.50D Ax130
左眼 S-3.75D C-1.00D Ax20
↓
右眼 S-4.75D C-0.50D Ax110
左眼 S-3.75D C-1.00D Ax10
(Sは近視度数、Cは乱視度数、Axは乱視軸です)
乱視度数が問題であれば、乱視度数を弱めてみるという方法もあります。
こちらも乱視度数を弱めるこにより、矯正効果が変化します。その分近視、遠視度数で補うことができます。
たとえば
右眼 S-4.75D C-0.50D Ax130
左眼 S-3.75D C-1.00D Ax20
↓
右眼 S-4.75D C-0.25D Ax130
左眼 S-4.00D C-0.50D Ax20
乱視軸と乱視度数の両方を、違和感が少なくなるように持っていくこともできます。
右眼 S-4.75D C-0.25D Ax110
左眼 S-4.00D C-0.50D Ax10
違和感の少なさを優先するか、視機能を優先するか、メリット、デメリットを天秤にかける作業です。
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