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複視は辛い 9

<複視の事例 3>

40代のD様
体調不良で脳外科を受診したところ、脳腫瘍が見つかり手術をされています。

眼科処方度数
R S±0.00 C-1.25D Ax180
L S±0.00 C-2.00D Ax180
で調製したメガネが「なんだか具合が悪い」と訴えられました。

眼科では「これ以上見えるメガネない」と言われたそうです。

当店検査、「両眼開放屈折検査」での基本度数は、
R S-0.25D C-1.00D Ax170
L Sー0.25D C-2.50D Ax5

眼位は、右眼上斜位 R 3~4△B.D.
外斜位 6△B.I.
でした。

D様は、時々複視になり、時々抑制もしていました。

眼科処方のメガネは眼位矯正(プリズム矯正)をしていません。
これは「なんだか具合が悪い」原因の一つです。

乱視度数に関しましては、乱視が強度になればなるほど、より正確に乱視軸を調製しないといけません。
C-2,00Dぐらいの乱視度数で、乱視軸が5度違えば大きく矯正効果が落ちます。

眼科処方では、左右とも90°、90°とか180°、180°という乱視軸が多いのですが、細かく測定すると、案外ピッタリ90°というのは少なくて85°だったり93°だったりします。

乱視度数が弱くて、単焦点レンズ(遠近両用ではないレンズ)なら、85°を90°で調製しても大きな問題になることは少ないですが、乱視度数が強くて、遠近両用レンズでは見え方に大きな影響がでてきます。

「これ以上見えるメガネはない」そんなことはないでしょう。
なぜ、眼科はそんなに断定したがるの?

 

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