複視は辛い 44
<複視の事例 9>
内斜位は外斜位に比較して、問題が発生しやすい眼位です。
・眼精疲労
・物が時々に二重に見える
・遠近感が悪くなる
など。
内斜位を補正する役目である外直筋の作用は内直筋に比較して弱いからです。
脳は基本的に複視を避けようとしますが、頑張っても力の弱い外直筋は悲鳴をあげます。
その悲鳴は身体の悲鳴に繋がります。
そういう日頃の外眼筋の負担があるきっかけで、大きく爆発することもあります。
近視で内斜位のかたの場合、違和感などの問題で掛けづらいことも予想されますが、できるだけ適切に眼位を整えておくことをおすすめします。
また、子供の遠視も問題が起きやすい眼です。
遠方の視力がいいからといって、正視とは限りません。ご注意を。
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